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12テーマ型投資 FOLIO(フォリオ)のメリット・デメリット

UPDATE 2021.12.23

はじめに
人工知能やVRなど、キーワードやテーマを選ぶだけで簡単に株式投資を始めることができる「FOLIO(フォリオ)」というサービスをご存知でしょうか。10万円前後と少額から複数の株式に投資できるので、初心者の方でも利用しやすいサービスです。
FOLIO(フォリオ)の特徴や手数料、始め方などについてまとめてみました。

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FOLIO(フォリオ)とは

FOLIO(フォリオ)とは、株式を1つのテーマでまとめ買いできる「テーマ型投資」です。株式会社FOLIOというネット証券が2017年から始めた比較的新しいサービスです。
テーマ型投資では、株式の個別銘柄を購入する一般的な株式投資とは違い、あるテーマに関連する企業の株式をまとめて購入することができる点が大きな特徴です。

通常、株式を売買する際は最低売買単位(100株)で取引をしますが、少なくとも株価×100株分の資金が必要になります。株価によっては、かなりの高額になる場合もあります。
それが、FOLIO(フォリオ)のようなテーマ型投資だと、最低売買単位とは関係なく、より小さな単位で購入することができるため、比較的少額から始めることができるのです。

FOLIO(フォリオ)の特徴はこちらの3つ

特徴1

あるテーマに関連する企業10社の株式をまとめて買える

特徴2

興味のあるテーマを選ぶだけでいい

特徴3

ミニテーマなら1万円台から始められる

特徴1 あるテーマに関連する企業10社の株式をまとめて買える

FOLIO(フォリオ)が選定した10社をまとめて購入。通常の株式投資では、なかなか手が出せないような高額な株式を買えるかもしれません。

特徴2 興味のあるテーマを選ぶだけでいい

選ぶのは個別銘柄ではなく「テーマ」です。テーマを選ぶという入り口に、専門知識や経験は不要ですので、投資=難しいという印象がありません。

特徴3 ミニテーマなら1万円台から始められる

まとまった資金は必要ありません。3社分の株式を買えるミニテーマでは1万円台、10社分の株式を買える通常のテーマでは10万円前後から始められます。

どんなテーマがある?

FOLIO(フォリオ)には、「人口知能」「VR(仮想現実)」といったテクノロジー系、「テレビゲーム」「寿司」といった身近なものや話題になっている「ドローン」「働き方改革」など、80種類以上のテーマがあり、随時追加されています。

テーマランキングやパフォーマンスなど、画像を豊富に使って説明し、初心者でも興味が持ちやすい工夫がされています。ただ、株式投資ではあるので、テーマの中で比率の高い企業の業績は要チェックです。

FOLIO(フォリオ)テーマ例 

テーマはFOLIO(フォリオ)が選定した10社で構成

それぞれのテーマはFOLIO(フォリオ)が選定した10社で構成されています。
テーマの詳細ページでは、テーマの概要や10社の構成と内訳、値動き(チャート)を見ることができます。

投資スタイルは次の4つから選択することが可能です。投資スタイルによって、10社の比率が変わります。


  • 1.バランス型 リスクとリターンのバランスを取った基本的な投資スタイル
  • 2.ディフェンス型 銘柄の価格変動リスクをなるべく抑えた投資スタイル
  • 3.グロース型 銘柄の成長性を重視
  • 4.バリュー型 銘柄の割安さを重視

FOLIO(フォリオ)の手数料

通常の株式取引は、最低売買単位(単元)の100株単位でしか売買できませんが、FOLIO(フォリオ)は最低売買単位(単元)に満たない単位で、1株ずつ取引できる単元未満株のサービスです。

FOLIO(フォリオ)と他社単元未満株サービスの手数料比較

この表は横にスクロールできます

  FOLIO(フォリオ) SBI証券
(S株)
マネックス証券
(ワン株)
松井証券
取引手数料(税込) 約定代金×0.55% 約定代金×0.55% 約定代金×0.55% 約定代金×0.55%
最低手数料(税込) 55円 55円 52円 なし

FOLIO(フォリオ)の取引には、売買代金の0.55%(税込)の売買手数料がかかります。これは、他社の単元未満株サービス(S株、ワン株)の手数料と同じで、業界最低水準です。

株式なので、投資信託のように保有中のコストはかかりません。口座開設や、入金・出金手数料とも無料(リアルタイム入金は無料、銀行振込は各銀行が定める手数料がかかる)です。

単元未満株の詳細はこちら

配当金や株主優待は?

FOLIO(フォリオ)では、 持っている株数に応じた配当金の受け取りが可能です。
株主優待は単元(100株)まで買い増していけば受けることが可能ですが、それにはかなりの買い増しが必要なので現実的には難しくなります。

また、特定口座に対応しているので、「源泉徴収あり」を選べば確定申告の必要はありません。ただし、NISAには非対応となります。

FOLIO(フォリオ)の始め方

アカウント登録からウェルカムレター受け取りまで3日程度です。オンラインバンキングで入金すれば手数料無料、アプリからも登録や申込可能です。
FOLIO(フォリオ)の利用の流れは以下のようになります。

STEP 1

アカウント登録・口座開設の申込

STEP 2

ウェルカムレターの受け取り

STEP 3

ログイン・初回設定

STEP 4

口座への入金

STEP 5

テーマと投資スタイルを選んで購入

FOLIO(フォリオ)の注意点

テーマ投資は始めやすい反面、注意点もあります。次のような点を認識したうえで始めるようにしましょう。

注意点1

テーマが話題になっているタイミングではすでに人気が高まっていて、株価がすでに割高になっている場合がある

注意点2

テーマによって長期的な成長が見込めるとは限らない

注意点3

複数のテーマを選んだ場合、銘柄が重複している場合がある

まとめ

FOLIO(フォリオ)は、テーマを選ぶだけで株式投資を始めることができますので、株式未経験の方でも始めやすいサービスです。ただし、投資には変わりありませんので、旬なテーマで銘柄を購入するということが、どういったことなのかも調べた上で検討すると良いでしょう。

FOLIO(フォリオ)の口座開設はこちらから

株式投資についてはこちらの情報も参考にしてください

2021年12月23日現在の各サイトの情報をもとにまとめています。最新の情報は各サイトでご確認ください。

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