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20LINE証券の手数料は安い?業界最安水準の手数料について解説

UPDATE 2020.6.23

はじめに
LINE証券は、LINE Financial株式会社と野村ホールディングス株式会社により共同設立されたスマホ証券。1株から国内株式が買えることが大きな特徴ですが、取引に手数料がどのくらいかかるのか、その手数料は安いのか、高いのかは気になるところですね。
LINE証券の手数料について、具体例を交えて詳しくご説明しましょう。

LINE証券の手数料は業界最安水準

国内株式などの売買の際には、取引手数料がかかります。
LINE証券の「1株から国内株式が買える取引」(単元未満株取引という)での手数料は次の通りです。

LINE証券では、取引手数料は0円で、その代わり取引コストがかかる手数料体系になりますが、日中取引であれば業界最安水準で取引できます。

単元未満株取引の手数料・取引コスト

取引時間帯 取引手数料 取引コスト
日中(9:00~14:50※) 0円 LINE証券の基準価格×0.05%
夜間(17:00~21:00) 0円 LINE証券の基準価格×0.5%

※11:20~11:30、12:20~12:30を除く

LINE証券の単元未満株取引では、取引手数料0円である代わりに、取引コスト(スプレッド)として日中であればLINE証券の基準価格の0.05%、夜間であれば0.5%がかかります。
具体的に言うと、買付時には取引コスト分が株価(LINE証券の基準価格)に上乗せされた金額で買い、売却時には取引コスト分が差し引かれた金額で売る、ということになります。

日中なら0.05%の取引コストですから、LINE証券の基準価格が1万円の銘柄の場合、取引コストは5円。買付時の取引画面上には「10,005円」、売却時は「9,995円」と提示されます。
一方、夜間では0.5%の取引コストがかかりますので、LINE証券の基準価格が1万円の銘柄の場合で50円になります。
※取引コストが1円未満の端数となった場合、買付時は切り上げられ、売却時は切り捨てられます。

単元未満株取引は、他にも取引できる証券会社はありますが、SBI証券やマネックス証券では約定(やくじょう)代金×0.5%の手数料がかかります。そのため、LINE証券の日中取引であれば格安の手数料で取引できますね。夜間取引でもSBI証券やマネックス証券と同等な手数料レベルとなります。

LINE証券の基準価格とは

取引コストは、LINE証券の基準価格の0.05%、または0.5%であるとご説明しました。
この「LINE証券の基準価格」とは何なのか、補足しておきます。

LINE証券の基準価格は、取引所の株価をベースとして設定されているようです。
LINE証券の取引ルールを見ると、基準価格について次のような説明がされています。

■9:00-11:20、12:30-14:50
取引所(東証)の最良気配を基準に0.05%のスプレッドを加減算します。
■11:30-12:20
前場終値に0.05%のスプレッドを加減算します。ただし終値引けのみ対象となります。
■17:00~21:00
翌日基準値段に0.5%のスプレッドを加減算します。

一番上の9:00-11:20、12:30-14:50の時間帯は、取引所(東証)での取引時間中になります。
上記の説明文には、”取引所(東証)の最良気配を基準に”とあります。最良気配とは、最も安い売り注文と最も高い買い注文の両方を指しますので、現在、東京証券取引所で取引が成立しそうな金額が基準になっているようです。

11:30-12:20は、取引所(東証)の昼休み時間内です。
説明文中に”前場終値”(ぜんばおわりね)とありますので、午前中、一番最後に取引が成立した株価が、この時間の基準価格となるようです。

17:00~21:00の夜間では、取引所(東証)での取引は終了しています。”翌日基準値段”とありますので、夜間は、営業日の夕方に取引所(東証)が算出する値段が基準価格になっているようです。これは通常、終値と一致します。

LINE証券の取引コストをネオモバと比較

LINE証券の日中の取引手数料(取引コスト)は格安であるとご説明しましたが、同じく1株から株が買えるスマホ証券、ネオモバと手数料を比べてみましょう。

  LINE証券 ネオモバ
手数料体系

取引手数料は無料
1回の取引ごとに取引コスト(スプレッド)がかかる

月額制のサービス利用料
1ヶ月の約定代金合計に対して手数料がかかる

手数料(取引コスト・税込)

日中:株価(LINE証券の基準価格)×0.05%
夜間:株価(LINE証券の基準価格)×0.5%

約定代金50万円まで:220円
約定代金300万円まで:1,100円 など
※毎月期間固定Tポイントが200ポイント付与される

LINE証券とネオモバでは、手数料体系が大きく異なります。そのため、とても比較しにくいのですが、どちらも格安の手数料で取引できます。
※LINE証券は日中取引の場合

ネオモバの手数料は月間実質20円

ネオモバの手数料は月額制です。1ヶ月の約定代金の合計に対してサービス利用料がかかります。

月間の約定(やくじょう)代金が50万円までなら、取引回数にかかわらずサービス利用料は220円(税込)。
しかも、利用料を支払うと毎月期間固定Tポイントが200ポイント付与されますので、月50万円までの取引なら実質的な出費は消費税分の20円だけになります。

少額取引であれば手数料に大きな差はない

月4万円未満の取引であればLINE証券(日中取引)の方が少しおトクです。
例えば、2万円の単元未満株を取引した場合、LINE証券の取引コスト(日中)は10円です。
ネオモバでは、実質20円(税込で月額220円支払い、期間限定Tポイントが200ポイント付与)となり、LINE証券の方が10円おトクです。

このように、数万円程度の少額取引であれば若干LINE証券の方がおトクですが、両者に大きな差はありません。

実際の取引画面を見てみよう

実際の画面で、LINE証券の取引コスト(スプレッド)を確認してみましょう。

下記は、ある日のLINE証券のソフトバンクグループの個別銘柄ページです。個別銘柄の詳細画面で上部に大きく表示されているのは、現在の東証の株価。ソフトバンクグループの株価が「5,530円」ということになります。
ここから、画面下部の「取引する」をタップして購入に進みます。

取引画面には、取引コストが上乗せされた購入価格が出ています。それが下記の画面では「5,533.8円」です。おそらく、この時点での基準価格が「5,531円」、取引コストが「2.8円」だと考えられます。
2.8円÷5,531円≒0.0005で、ほぼ0.05%の取引コスト(スプレッド)になっていますね。
この画面で購入する数量(株数)を指定して、「買う」をタップすると取引が完了します。
ちなみに、ここで提示されている購入価格は、取引所(東証)の取引時間中であれば5秒ごとに更新されます。

LINE証券の入出金手数料

取引手数料(取引コスト)の他、LINE証券では入金や出金の際にも手数料がかかる場合があります。

LINE証券の入金手数料

証券会社で取引するには、通常、資金を銀行口座などから入金する必要があります。
LINE証券には、3つの入金方法がありますが、方法によって手数料の有無が異なります。LINE Payやクイック入金提携金融機関のネットバンキングが利用できる場合は、手数料無料で入金できます。
しかし、通常の振込入金の場合、振込手数料は利用者負担となりますので注意しましょう。

入金方法 入金手数料 入金方法の詳細
LINE Pay 手数料無料 LINE Pay残高を入金できる。残高が足りない場合は、登録している銀行口座からの入金となる。LINEポイントも利用可能。
クイック入金 手数料無料 提携金融機関から、ネットバンキングで入金できる。
<提携金融機関>
ゆうちょ銀行、三菱UFJ銀行、三井住友銀行、みずほ銀行、住信SBIネット銀行、楽天銀行、ジャパンネット銀行
振込入金 手数料利用者負担 ネットバンキング、ATMなどから、通常の振込と同様の方法で入金専用口座に振り込む。手数料利用者負担。

LINE証券の出金手数料

出金というのは、株式を売却した際などに、資金を銀行口座等に移すことを言います。
LINE証券には、LINE Payと登録銀行口座の2つの出金方法があります。LINE Payへの出金であれば出金手数料が無料ですが、銀行口座の場合は200円(税別)の手数料がかかります。

出金口座に登録できる銀行は、”LINE証券と同一名義であること”という条件のみ記載されており、メガバンクや主要ネット銀行の他、多くの地方銀行や信用組合なども登録可能であるようです。

出金方法 出金手数料 出金方法の詳細
LINE Pay 手数料無料 LINE Pay残高として出金できる。LINE Pay残高の上限は100万円。
登録銀行口座 手数料200円(税別) LINE証券と同一名義の銀行口座に出金できる。実際の振込金額は入力した出金額から出金手数料を差し引いた金額となる。

100株単位の現物取引手数料

LINE証券では、1株単位の単元未満株取引だけではなく、100株単位の取引である、現物取引もできます。現物取引の手数料もご紹介しておきましょう。

約定代金 買付手数料 売却手数料(税別)
~5万円まで 0円 90円
~10万円まで 0円 160円
~20万円まで 0円 180円
~50万円まで 0円 440円
~100万円まで 0円 790円
~150万円まで 0円 960円
~3,000万円まで 0円 1,510円
3,000万円超 0円 1,610円

LINE証券の現物取引は、単元未満株とは手数料が異なります。
1回の約定(やくじょう)ごとに、約定代金とは別に上記の手数料がかかります。
一般的に、同じ約定代金に対しては買付時、売却時の手数料は同額ですが、LINE証券では、買付手数料が0円で、その分、売却手数料がやや高めの設定となっています。
それでも、LINE証券の買付手数料と売却手数料の合計は、SBI証券や楽天証券の1約定ごとの手数料コースよりやや安くなります。

LINE証券は初心者でも始めやすい

LINE証券は、日中取引なら格安の手数料で1株単位の取引ができます。取引や入金などの操作もわかりやすく、投資初心者の方には始めやすい投資サービスですよ。

スマホ証券についてはこちらの情報も参考にしてください

2020年6月23日現在の各サイトの情報をもとにまとめています。最新の情報は各サイトでご確認ください。

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