UPDATE 2020.11.2
THEO+docomo(テオプラスドコモ)は、THEO(テオ)とNTT docomoが業務提携してスタートした、ドコモユーザー向けのロボアドバイザーサービスです。
ドコモユーザーでなくても利用はできますが、ドコモユーザーの特典が大きく設定されています。
THEO+docomo(テオプラスドコモ)のロボアドバイザーとしての資産運用方法や利用料は、THEO(テオ)と同じ。THEO(テオ)のアプリ(iPhone・Android)も利用できます。
THEO+docomo(テオプラスドコモ)は、1万円から始められ、毎月の積立投資ができ、利用料は年率1.1%(税込)。投資初心者の方にはハードルが高い、商品や配分の検討、運用中の調整などをすべておまかせできるロボアドバイザーサービスです。
THEO(テオ)とTHEO+docomo(テオプラスドコモ)の主な違いは、後者にドコモユーザー向けの付加サービスがある点、1万円から始められる点、割引制度の条件の3点です。
THEO(テオ)との違いに絞って、THEO+docomo(テオプラスドコモ)のメリットを挙げましょう。
預り資産に応じてdポイントが貯まる
1万円から始められる
dカードのおつりを投資に回せる
最大のメリットは、THEO+docomo(テオプラスドコモ)では、預り資産に応じてdポイントが貯まることです。
預り資産とは、THEO+docomo(テオプラスドコモ)に入金して運用している金額のこと。ドコモユーザーの方なら預り資産1万円につき、毎月1.5ポイントのdポイントが貯まる仕組みです。
非ドコモユーザーの方だと、預り資産1万円につき毎月1ポイントと、還元率が少し下がります。
例えば、ドコモユーザーの方が100万円を入金して運用している場合、1.5ポイント×100=150ポイントですから、毎月dポイントが150ポイントもらえます。年間だと1,800ポイントです。
これが、運用をしている限り続いていくことになります。
THEO(テオ)では、このようなポイント制度はありませんので、これはTHEO+docomo(テオプラスドコモ)ならではのメリットになります。
THEO+docomo(テオプラスドコモ)は、1万円という少額から始められます。
THEO(テオ)の最低投資額は、2020年4月に1万円から10万円に変更されましたが、THEO+docomo(テオプラスドコモ)では据え置かれました。
WealthNavi(ウェルスナビ)の最低投資額は10万円ですので、THEO+docomo(テオプラスドコモ)は、より金額のハードルが低いと言えますね。
おつり投資とは、クレジットカード決済で買い物する際、あらかじめ設定しておいたおつりの基準額に応じて、金額の端数をおつりに見立てて自動的に投資に回すサービスです。
例えば、500円をおつりの基準額とした場合、3,200円の買い物をしたら、端数となる300円がおつり投資されます。
THEO+docomo(テオプラスドコモ)では、dカード限定ですが、このおつり投資が利用できます。
毎月定額の積立設定もできますが、それとは別に、買い物の度に少しずつ貯金するような感覚で投資額を増やすことができますので、ゲーム感覚で楽しみが増えるかもしれませんね。
その他、THEO+docomo(テオプラスドコモ)では、dアカウントとTHEO(テオ)を連携させることができます。これは、申込時の入力項目を減らせるだけではなく、新たなIDやPWの管理が不要になるというメリットがあります。
THEO(テオ)には、「テオ カラーパレット」という利用料の割引制度があり、これはTHEO+docomo(テオプラスドコモ)にも導入されています。
テオ カラーパレットとは、運用額に応じて利用料の割引が受けられるサービスで、通常1%の利用料が最大0.65%(35%OFF)まで割引されるというもの。運用額が50万円以上なら利用料が0.8%、100万円以上なら利用料が0.7%と大きな割引が期待できます。
ただし、THEO+docomo(テオプラスドコモ)では、割引を受けるための適用条件が追加されている点に注意してください。
THEO(テオ)で割引を受けるための条件は次の2つです。
THEO+docomo(テオプラスドコモ)で割引を受けるには、さらに次の2つが追加されます。
2つのうち、ネックとなりやすいのは「dカードゴールド」の保有です。
dカードゴールドは、年会費1万円のクレジットカード。この年会費は、通常であれば高いハードルです。
ただし、dカードゴールドはドコモの利用料金(携帯電話・インターネット)に対してポイント還元率が10%と高いため、毎月のドコモ料金が9,000円を超えていれば、獲得できるポイントで年会費分をカバーできます。
さらに、dカードゴールドには、ドコモでの機種の購入から3年間、最大10万円分が補償される「ケータイ補償」が付帯しています。スマートフォンの場合、このケータイ補償は月額550円(税込)~となりますので、ドコモユーザーの方にはメリットが大きいですね。
THEO+docomo(テオプラスドコモ)に興味のあるドコモユーザーの方は、合わせてdカードゴールドを申し込むとTHEO+docomo(テオプラスドコモ)の利用料がおトクになります。
dカードゴールドに申し込む意向のない方は、通常のTHEO(テオ)の方が利用料を割引できる可能性がある分、よいでしょう。
投資対象 | 海外ETF |
---|---|
最低投資金額 | 1万円 |
積立投資 | 1万円/月~ |
利用料(税込) | 年率1.1% ※3,000万円を超える部分は年率0.55% |
利用料の割引制度 | テオ カラーパレット(通常年1.1%の利用料が、利用状況に応じて最大0.715%に) |
ポイント還元 | dポイント ドコモユーザー:預り資産1万円ごとに1.5ポイント 非ドコモユーザー:預り資産1万円ごとに1ポイント |
自動リバランス | 1ヶ月に1回 |
ポートフォリオの自動変更 |
年齢などに応じて年1回見直し ※「THEOにおまかせ」を有効にしている場合 |
その他の機能 | THEO AIアシスト THEO Tax Optimizer |
クイック入金対応銀行 | 三菱UFJ銀行、三井住友銀行、みずほ銀行、住信SBIネット銀行、auじぶん銀行、楽天銀行、ゆうちょ銀行 |
出金可能額 |
全額 ※2020年10月末から全額出金可能 |
スマホアプリ | iPhone、Android |
THEO+docomo(テオプラスドコモ)は、THEO(テオ)にはないポイント還元が一番の魅力です。dカードゴールドを持っていれば利用料の割引を受けられる可能性がありますので、dカードゴールドとセットで検討してみましょう。
THEO+docomo(テオプラスドコモ)は、dポイントを貯めているドコモユーザーの方におすすめのロボアドバイザーです。利用料の割引制度もありますよ。
2020年11月2日現在の各サイトの情報をもとにまとめています。最新の情報は各サイトでご確認ください。