UPDATE 2023.5.22
大和コネクト証券は、大和証券グループ本社100%出資のスマホ証券です。2020年7月に開業しました。
主な特徴は、次の4つです。
取引できるのは国内株式(1株単位、100株単位)
1株単位のひな株でもリアルタイム取引が可能
NISA口座に対応(つみたてNISA・一般NISA)
シンプルで操作しやすいスマホアプリ
大和コネクト証券で取引できるのは、国内株式です。1株から取引できる「ひな株」と、100株単位での取引である現物取引があります。
「ひな株」であれば、銘柄によっては数百円から取引することができますので、投資初心者の方でも始めやすいですね。「ひな株」では、有名企業約400銘柄が取引対象です。
ひな株のような1株単位の国内株式取引は単元未満株取引と呼ばれますが、大和コネクト証券やLINE証券、ネオモバといったスマホ証券の他、SBI証券や楽天証券、マネックス証券などでも取引できます。
ただ、約定タイミングは1日2~3回である場合も多くなっています。
単元未満株取引で、注文後に即約定するリアルタイム取引が可能なのは、大和コネクト証券のひな株、LINE証券のいち株、楽天証券のかぶミニ™です。発注時にいくらで約定するかがわかりますし、株価の動きを見ながら発注することができますから、”株を取引する感覚”が味わえますね。
取引時間帯 | 取引方法 |
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平日9:00~11:30、12:30~14:55 | 取引所の立会時間内で直ちに注文を執行(リアルタイム取引) |
平日11:30~12:30 | 後場寄付時(午後最初に成立した取引)に注文を執行 |
上記時間帯以外(平日14:55~16:00除く) | 予約注文で、前場寄付時(午前中最初に成立した取引)に注文を執行 |
平日・土曜・祝日3:30~5:30、日曜3:30~7:30はメンテナンス時間のため予約注文できません。
NISA口座に対応している点は、大和コネクト証券の大きな特徴です。
つみたてNISA、一般NISAとも対応しています。
NISAは、投資で得た利益に税金がかからない税制優遇制度。通常は約20%の税金がかかりますが、NISA口座で取引すれば、税金はかかりませんので、利益をすべて受け取れます。つみたてNISA口座では年間40万円まで、一般NISA口座では年間120万円まで投資できます。
LINE証券、ネオモバはNISA口座に対応していませんので、まだNISA口座を開設していない方は大和コネクト証券がおすすめできます。
大和コネクト証券ではスマホアプリで取引します。
画面はシンプルで、ひな株の取引画面では株数を入力するだけ。資産の状況も確認しやすいですね。
株式を取引する際には、通常、取引手数料がかかります。大和コネクト証券のひな株では、取引手数料がかからない代わりに、株価に手数料相当額が上乗せされた状態で取引します。
手数料相当額は株価の0.5%。1万円分の取引で手数料相当額は50円です。これは、一般的な単元未満株取引の取引手数料と同等です。
なお、LINE証券では、銘柄や取引時間帯ごとに手数料が異なり、手数料は株価の0.2%~0.4%、または1%、ネオモバは月額制の手数料体系で約定代金50万円までは220円(税込)で毎月200ポイントが還元されるシステムとなっています。
大和コネクト証券の現物取引の手数料は、約定(やくじょう)代金の0.033%(税込)です。
10万円の株を購入すると、33円ということになります。
ただし、大和コネクト証券では毎月手数料無料クーポンが10枚もらえますので、1ヶ月の取引が10回までなら手数料はかかりません。手数料は気になるポイントですので、無料クーポンはうれしいサービスですね。
このクーポンは利用しなければ翌月への繰越も可能。
「STOCK POINT for CONNECT」というサービスを利用すれば、Pontaポイントや永久不滅ポイントで疑似的に株式を購入できます。ポイントで購入した株式は、実際の株式への交換も可能です。
ときどき、ポイントが当たるキャンペーンが開催されていますので、ゲーム感覚で楽しみたい方はトライしてはいかがでしょうか。
別途ユーザー登録が必要な点と、投資したポイントを元のPontaポイント等に戻す際には手数料がかかる点(ポイントによって異なる)にはご注意ください。
提携ポイント | Pontaポイント、永久不滅ポイント、ドットマネー、ストックポイント |
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対象銘柄 | 株式100、ETF6 |
大和コネクト証券の証券口座開設時には、同時に大和ネクスト銀行の口座開設が必須となります。
口座開設申込フォームの最後に、大和ネクスト銀行の同時口座開設が案内されますが、入力フォーム上の手間はほとんどなく、大和コネクト証券入金専用のためキャッシュカード等は発行されません。
LINE証券はゆうちょ銀行やメガバンク、一部ネット銀行と、ネオモバは住信SBIネット銀行と連携すれば入金手数料がかかりませんが、大和コネクト証券では入金が無料でできる提携先はありません。 なお、登録口座への出金手数料は無料です。
1 株から株式を取引でき、NISA口座を利用できるスマホ証券は大和コネクト証券だけです。
スマホからスムーズに口座開設の申し込みができますよ。
2023年5月22日現在の各サイトの情報をもとにまとめています。最新の情報は各サイトでご確認ください。