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- はじめに
大和コネクト証券は、大和証券グループ本社によるスマホ証券。1株から、スマホアプリで国内株式が購入できる点が特徴ですが、手数料や取引方法などはどうなのでしょうか。大和コネクト証券の特徴を詳しくご紹介しましょう。
スマホ証券「大和コネクト証券」の特徴
大和コネクト証券は、大和証券グループ本社100%出資のスマホ証券です。2020年7月に開業しました。
主な特徴は、次の4つです。
- 特徴1
取引できるのは国内株式(1株単位、100株単位)
- 特徴2
1株単位のひな株でもリアルタイム取引が可能
- 特徴3
NISA口座に対応
- 特徴4
シンプルで操作しやすいスマホアプリ
特徴1取引できるのは国内株式(1株単位、100株単位)
大和コネクト証券で取引できるのは、国内株式です。1株から取引できる「ひな株」と、100株単位での取引である現物取引があります。
「ひな株」であれば、銘柄によっては数百円から取引することができますので、投資初心者の方でも始めやすいですね。「ひな株」では、有名企業約420銘柄が取引対象です。
特徴21株単位のひな株でもリアルタイム取引が可能
ひな株のような1株単位の国内株式取引は単元未満株取引と呼ばれますが、大和コネクト証券やPayPay証券といったスマホ証券の他、SBI証券や楽天証券、マネックス証券などでも取引できます。
ただ、約定タイミングは1日2~3回である場合も多くなっています。
単元未満株取引で、注文後に即約定するリアルタイム取引が可能なのは、大和コネクト証券のひな株、PayPay証券の日本株、楽天証券のかぶミニ™です。発注時にいくらで約定するかがわかりますし、株価の動きを見ながら発注することができますから、”株を取引する感覚”が味わえますね。
取引時間帯ごとの取引方法
取引時間帯 | 取引方法 |
---|---|
平日9:00~11:30、12:30~14:55 | 取引所の立会時間内で直ちに注文を執行(リアルタイム取引) |
平日11:30~12:30 | 後場寄付時(午後最初に成立した取引)に注文を執行 |
上記時間帯以外(平日14:55~16:00除く) | 予約注文で、前場寄付時(午前中最初に成立した取引)に注文を執行 |
平日・土曜・祝日3:30~5:30、日曜3:30~7:30はメンテナンス時間のため予約注文できません。
特徴3NISA口座に対応
NISA口座に対応している点は、大和コネクト証券の大きな特徴です。
NISAは、投資で得た利益に税金がかからない税制優遇制度。通常は約20%の税金がかかりますが、NISA口座で取引すれば、税金はかかりませんので、利益をすべて受け取れます。NISA口座では年間360万円まで投資できます(つみたて投資枠120万円、成長投資枠240万円)。
まだNISA口座を開設していない方は大和コネクト証券も候補になりますね。
特徴4シンプルで操作しやすいスマホアプリ
大和コネクト証券ではスマホアプリで取引します。
画面はシンプルで、ひな株の取引画面では株数を入力するだけ。資産の状況も確認しやすいですね。
大和コネクト証券の手数料
ひな株の取引手数料相当額(0.5%)は標準的
株式を取引する際には、通常、取引手数料がかかります。大和コネクト証券のひな株では、取引手数料がかからない代わりに、株価に手数料相当額が上乗せされた状態で取引します。
手数料相当額は株価の0.5%。1万円分の取引で手数料相当額は50円です。これは、一般的な単元未満株取引の取引手数料と同等です。
100株単位の現物取引の手数料は割安
大和コネクト証券の現物取引の手数料は、約定(やくじょう)代金の0.033%(税込)です。
10万円の株を購入すると、33円ということになります。
ただし、大和コネクト証券では毎月手数料無料クーポンが10枚もらえますので、1ヶ月の取引が10回までなら手数料はかかりません。手数料は気になるポイントですので、無料クーポンはうれしいサービスですね。
このクーポンは利用しなければ翌月への繰越も可能。
大和コネクト証券ではポイント投資もできる
「STOCK POINT for CONNECT」というサービスを利用すれば、Pontaポイントや永久不滅ポイントで疑似的に株式を購入できます。ポイントで購入した株式は、実際の株式への交換も可能です。
ときどき、ポイントが当たるキャンペーンが開催されていますので、ゲーム感覚で楽しみたい方はトライしてはいかがでしょうか。
別途ユーザー登録が必要な点と、投資したポイントを元のPontaポイント等に戻す際には手数料がかかる点(ポイントによって異なる)にはご注意ください。
STOCK POINT for CONNECTのサービス概要
提携ポイント | Pontaポイント、永久不滅ポイント、ドットマネー、ストックポイント |
対象銘柄 | 株式142、ETF17 |
大和コネクト証券の注意点
大和コネクト証券の証券口座と同時に大和ネクスト銀行の口座開設が必須
大和コネクト証券の証券口座開設時には、同時に大和ネクスト銀行の口座開設が必須となります。
口座開設申込フォームの最後に、大和ネクスト銀行の同時口座開設が案内されますが、入力フォーム上の手間はほとんどなく、大和コネクト証券入金専用のためキャッシュカード等は発行されません。
大和コネクト証券は初心者でも始めやすい
1 株から株式を取引でき、NISA口座を利用できるスマホ証券は大和コネクト証券だけです。
スマホからスムーズに口座開設の申し込みができます。
2024年3月21日時点の情報をもとに記事を作成しています。