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06WealthNavi(ウェルスナビ)でNISAやつみたてNISA(積立NISA)は使えない?

UPDATE 2019.7.24

はじめに
NISAやつみたてNISA(積立NISA)は、投資で得た利益に税金がかからないおトクな非課税制度です。ただ、残念ながらロボアドバイザーの「WealthNavi(ウェルスナビ)」では、NISAやつみたてNISA(積立NISA)の利用ができません。
その理由を解説するとともに、NISAやつみたてNISA(積立NISA)をリスクを抑えて始める方法についてご紹介しましょう。

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WealthNavi(ウェルスナビ)でNISAやつみたてNISA(積立NISA)が使えない理由

WealthNavi(ウェルスナビ)は、預かり資産、申込件数とも国内ナンバー1のロボアドバイザーサービスです。
WealthNavi(ウェルスナビ)で、NISAやつみたてNISA(積立NISA)を利用して運用したいと思われる方もいらっしゃると思いますが、残念ながらそれはできません。それには次のような理由があります。

WealthNavi(ウェルスナビ)のような、商品選びから運用まですべてお任せするロボアドバイザーサービスは、「投資一任型」と呼ばれます。この投資一任型のロボアドバイザーサービスでは、年間に何度か、リバランスという商品配分を調整するための売買が自動的に行われます。

一方、NISAやつみたてNISAでは、年間に投資できる上限額が決まっています。NISAは120万円、つみたてNISA(積立NISA)は40万円です。
WealthNavi(ウェルスナビ)をはじめとした投資一任型のロボアドバイザーサービスでは、先ほど説明したリバランスのための売買が行われると、累計買付額がこの上限額を超えることが多いと想定されるため、NISAやつみたてNISA(積立NISA)は利用できなくなっています。

WealthNavi(ウェルスナビ)とNISAやつみたてNISA(積立NISA)の優先順位は?

では、WealthNavi(ウェルスナビ)とNISAやつみたてNISA(積立NISA)は、どちらを利用するのがよいのでしょうか。

まず優先すべきは「NISA」もしくは「つみたてNISA(積立NISA)」です。自分で商品を選んで運用できる方なら、NISAかつみたてNISA(積立NISA)から始めましょう。理由は次の2点です。

  • NISAやつみたてNISAでは、投資で得た利益に税金がかからない
  • WealthNavi(ウェルスナビ)の手数料は自分で運用する場合よりも割高

NISAやつみたてNISAは、投資で得た利益に税金がかからない税制優遇制度です。通常の税率は約20%ですので、NISAやつみたてNISA(積立NISA)を利用しない場合は、利益の80%しか手元に残りません。
また、WealthNavi(ウェルスナビ)の手数料は、NISAやつみたてNISA(積立NISA)を利用して自分で運用する場合と比べると、やや割高になります。

ただし、NISAやつみたてNISA(積立NISA)は、自分で商品を選んで運用することになります。
そこがネックになり投資を始められない投資初心者の方であれば、「WealthNavi(ウェルスナビ)」の始めやすさを優先した方がよいでしょう。

NISAやつみたてNISA(積立NISA)は100円から始められる

WealthNavi(ウェルスナビ)で投資を始めるとしても、NISAやつみたてNISAを併用するということが可能です。
NISAやつみたてNISA(積立NISA)の方がコストや税制上のメリットがありますから、むしろ積極的に利用したいところです。

WealthNavi(ウェルスナビ)の最小投資額は10万円、積立は月1万円からです。
一方、NISAやつみたてNISA(積立NISA)で投資信託を運用する場合、ネット証券なら最小投資額は100円~、積立も月100円~という超少額から始めることができます。

投資額が少額であれば、投資初心者の方でもリスクを気にせず、それほど思い悩まずに商品を選んで始めることができるのではないでしょうか。
NISAやつみたてNISA(積立NISA)をわからないなりに手探りで始めてみて、投資の勉強をしながら投資額を増やしていく、という方法も検討に値します。

楽天証券やSBI証券ではポイントで投資信託が買える

さらに、現金を使わずに投資信託を買い、NISAやつみたてNISA(積立NISA)を利用することもできます。
楽天証券では楽天ポイントや楽天証券ポイントを使って、SBI証券ではTポイントを使って、それぞれ投資信託を購入することができるのです。

楽天証券、SBI証券ともに、100円から投資信託を購入できますので、対象ポイントを100ポイント以上お持ちの方であれば、現金を使わずに投資信託を買うことができます。
SBI証券ではNISA口座だけですが、楽天証券ではNISA口座、つみたてNISA(積立NISA)口座とも、ポイント利用での投資信託購入が可能です。
まずはポイントでNISAやつみたてNISA(積立NISA)を始めてみる、という選択肢もありでしょう。

  楽天証券 SBI証券
対象ポイント 楽天ポイント、楽天証券ポイント
※期間限定ポイントは除く
Tポイント、期間固定Tポイント
ポイント利用単位 1ポイント=1円 1ポイント=1円
投資信託の最低投資額 100円 100円
投資信託の通常購入への利用 ○ ○
投資信託の積立購入への利用

○

×

NISAでの利用

○

○

つみたてNISAでの利用

○

×

ジュニアNISAでの利用

○

×

まとめ

ネット証券では100円から投資信託を購入できますし、ポイントを利用して購入できるネット証券もあり、投資信託を気軽に始められる環境があります。投資初心者の方は、WealthNavi(ウェルスナビ)のようなロボアドバイザーを利用しながら、自分で少額から投資するという選択肢も探ってみましょう。

WealthNavi(ウェルスナビ)の口座開設はこちらから

WealthNavi(ウェルスナビ)は、運用プランを選んで入金するだけで始められます。投資先は、バンガード社の主要なETFなど6~7銘柄とシンプルですよ。

WealthNavi(ウェルスナビ)についてはこちらの情報も参考にしてください

2019年7月24日現在の各サイトの情報をもとにまとめています。最新の情報は各サイトでご確認ください。

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