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09楽天証券とSBI証券はどっちがいい?iDeCo(イデコ)、つみたてNISA、ポイントなど比較

UPDATE 2022.08.18

はじめに
ネット証券で口座を開こうとした場合、SBI証券楽天証券で迷う方は多いでしょう。どちらも手数料が安く、サービスのレベルが高い人気のネット証券です。
どっちがおトクで、どっちが良いのか、どんな点に違いがあるのか、3つのポイントで比較してみましょう。

楽天証券とSBI証券 3つの比較ポイントをチェック

楽天証券とSBI証券を比較するポイントは次の3つです。これから投資を始める方の目線で、iDeCo(イデコ)、つみたてNISA(積立NISA)、ポイントプログラムを比較しました。

3つのポイントを楽天証券とSBI証券で比較してみましょう

ポイント1

iDeCo(イデコ)の手数料・商品

ポイント2

つみたてNISA(積立NISA)の手数料・商品

ポイント3

ポイントプログラム

01iDeCo(イデコ)の手数料・商品

これからiDeCo(イデコ)を始めようと考えている方も多くいらっしゃるでしょう。
iDeCo(イデコ)は個人型確定拠出年金の愛称で、節税しながら自分で年金が作れるおトクな制度です。iDeCo(イデコ)は楽天証券でも、SBI証券でも始めることができますが、どこかひとつの金融機関を選ぶ必要があります。

iDeCo(イデコ)の手数料・商品を楽天証券とSBI証券で比較してみましょう

  楽天証券 SBI証券
運営管理手数料 無料 無料
取扱商品数 投資信託:31、定期預金:1

<セレクトプラン>
投資信託:37、定期預金:1

管理画面 楽天証券内 SBI証券とは別サイト

iDeCo(イデコ)で、証券会社によって違いが出るのは主に運営管理手数料と取扱商品。
楽天証券とSBI証券を比べると、iDeCo(イデコ)の運営管理手数料はどちらも無料です。この他、加入時・移換時手数料、国民年金基金連合会手数料、事務委託先金融機関手数料がかかりますが、これらはどの金融機関でも金額が共通です。

iDeCo(イデコ)で購入できる取扱商品数は、どちらも35本前後。iDeCoの取扱商品数は上限が35本と決められているため、それに近い本数になっていますね。商品の品揃えにはそれぞれ特徴がありますが、いずれもインデックス型の低コスト商品はラインアップされています。

楽天証券 iDeCo(イデコ)の商品ラインアップ

楽天証券のiDeCo(イデコ)対象商品で最も注目すべき点は、人気の「楽天・バンガードシリーズ」2本の取り扱いがあることです。iDeCo(イデコ)でこれら2本の投資信託を買えるのは、楽天証券だけとなっています。
ファンドの管理費用はいずれも低コストです(全米が0.162%、全世界が0.202%)。

  • 米国全体の株式に投資できる「楽天・全米株式インデックス・ファンド(楽天・バンガード・ファンド(全米株式))」
  • 日本を含む全世界の株式に投資できる「楽天・全世界株式インデックス・ファンド(楽天・バンガード・ファンド(全世界株式))」

また楽天証券では、iDeCo(イデコ)対象商品として低コストファンドシリーズは「たわらノーロードシリーズ」を5本取り扱っています。ファンドの管理費用は0.1%台~0.2%台前半と抑えめですので、基本のインデックス型投資信託で運用したい方はこちらをベースに検討されるとよいでしょう。

この他、アクティブ型投資信託では、好成績で人気の「セゾン資産形成の達人ファンド」や、厳選した30銘柄に投資する「コモンズ30ファンド」を取り扱っています。

SBI証券 iDeCo(イデコ)の商品ラインアップ

SBI証券のiDeCo(イデコ)では「セレクトプラン」という低コストと多様性にこだわった商品が提供されています。インデックス型投資信託の低コストファンドシリーズが充実しており、コスト競争で注目の「eMAXIS Slimシリーズ」と「<購入・換金手数料なし>シリーズ」の両者を取り揃えています。

また、アクティブ型投資信託では、安定した人気の「ひふみ年金」や「SBI中小型割安成長株ファンド ジェイリバイブ」がラインアップされています。

iDeCo(イデコ)の管理画面は楽天証券の方が管理しやすい

その他、iDeCo(イデコ)を始めると、積立運用しているお金が今いくらなのかを時々は確認することになると思いますが、その管理画面がどこにあるかに違いがあります。楽天証券なら楽天証券のサイト内に管理画面があるので、楽天証券にログインすれば確認できますが、SBI証券ではiDeCo(イデコ)は別サイトで確認するかたちになり、SBI証券とは別のID・PWが必要になります。
iDeCo(イデコ)以外にも投資する可能性があるのであれば、楽天証券の方が管理はラクにできますね。

iDeCo(イデコ)の手数料は、楽天証券、SBI証券に差はありません。商品ラインアップは違いますが、どちらも良い品揃えになっています。

iDeCo(イデコ)の申込書請求はこちら

02つみたてNISA(積立NISA)の手数料・商品

つみたてNISA(積立NISA)も、どこかひとつの金融機関しか利用できません。楽天証券もSBI証券も有力候補になります。

つみたてNISA(積立NISA)の手数料・商品を楽天証券とSBI証券で比較してみましょう

  楽天証券 SBI証券
購入時手数料 すべて無料 すべて無料
取扱商品数 181本 183本
最小投資額 100円~ 100円~
積立頻度 毎日、毎月 毎日、毎週、毎月

つみたてNISA(積立NISA)で取引できる商品(主に投資信託)は、金融庁の審査を通過したものだけに限られますが、楽天証券・SBI証券は、どちらも取扱本数が多く違いはほぼありません。また、すべて購入時手数料は無料。そのため、つみたてNISA(積立NISA)では商品や手数料面での差はほとんどありません。

また、最小投資額、積立頻度についても大きな違いはありません。

つみたてNISA(投信積立)の引落方法を楽天証券とSBI証券で比較してみましょう

  楽天証券 SBI証券
引落方法
  • 証券口座
  • クレジットカード決済
  • 楽天キャッシュ
  • その他金融機関口座
  • 証券口座
  • クレジットカード決済
利用できるクレジットカードとポイント還元率
  • 三井住友クレジットカード
    2.0%:プラチナ系カード
    1.0%:ゴールド系カード
    0.5%:スタンダード系カード
    ※タカシマヤクレジットカード(高島屋ファイナンシャル・パートナーズ仲介口座限定)、東急クレジットカード(東急カード仲介口座限定)も利用可

  • 楽天カード
    1.0%:信託報酬のうち販売会社が受け取る手数料(代行手数料)が年率0.4%(税込)以上のファンド
    0.2%:上記以外
    ※楽天キャッシュ(電子マネー)のポイント還元率0.5%

証券口座への入金サービス
  • 自動入出金(楽天銀行)
  • 自動入出金(住信SBIネット銀行)
  • 定額自動入金(銀行引落サービス)

つみたてNISA(積立NISA)は、積み立てる度に投資額が引き落とされますが、その引落方法には、楽天証券、SBI証券でやや違いがあります。
共通しているのは、証券口座からの引き落とし、クレジットカード決済ができる点です。
証券口座には、両者とも自動入出金機能(楽天証券は楽天銀行、SBI証券は住信SBIネット銀行が対応)があり便利です。

クレジットカード決済は、楽天証券が先行して提供していましたが現在はSBI証券でも利用可能です。利用は特定のカードに限定されるものの、積立額に応じたポイント還元が受けられます。楽天証券では積み立てる投資信託の信託報酬によって(0.2%もしくは1%)、SBI証券では利用するカードのグレードによって(0.5%~2%)、それぞれポイント還元率が異なりますので注意しましょう。

また、楽天証券では楽天キャッシュ(電子マネー)決済も利用できます。楽天キャッシュ決済では、すべての銘柄で0.5%のポイント還元が受けられます。
その他、楽天証券では銀行口座からの引き落としも利用できます。

つみたてNISA(積立NISA)の手数料・商品、引落方法については、楽天証券、SBI証券に大きな差はありません。

03ポイントプログラムではSBI証券がやや優位

以前は楽天証券が優位だったポイントプログラム。現在はSBI証券がやや優位です。

ポイントを貯める方法はいくつかありますが、つみたてNISAに関連するのは「投信積立のクレジットカード(または電子マネー)決済額に応じたポイント還元」と「投資信託の保有額に応じたポイント付与」の2つ。
このうち前者は、楽天キャッシュ決済と三井住友カードのスタンダード系カードでの決済を比べるとどちらもポイント還元率は0.5%と並んでいます。

一方、後者の「投資信託の保有額に応じたポイント付与」については、SBI証券の方が貯まりやすい仕組みです。楽天証券では、投資信託の月末残高が一定金額に達した際にしかポイントが付与されませんが、SBI証券では月末残高に応じたポイントが毎月付与されます。
例えば「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)※の月末残高が100万円」だった場合、楽天証券では100万円に達した際に100ポイント付与されるのみですが、SBI証券では年間340ポイント付与されます。
※SBI証券でポイント付与率0.034%の銘柄。銘柄によってポイント付与率は異なります。

ポイントプログラムを楽天証券とSBI証券で比較してみましょう

  楽天証券 SBI証券
ポイント名 楽天ポイント Tポイント、Pontaポイント、dポイント
貯め方
  • 投信積立:楽天カード決済での積立額の0.2%ポイント還元(信託報酬のうち楽天証券が受け取る手数料が年率税込0.4%未満の銘柄、その他の銘柄は1%ポイント還元)
  • 投信積立:楽天キャッシュ決済での積立額の0.5%ポイント還元
  • 投資信託の月末残高が特定の金額に到達した際に10ポイント~500ポイントを1回限り付与
  • 国内株式・投資信託・金・プラチナ取引などの手数料の1%をポイントバック(超割コースの場合)
  • 家族・友達の紹介でポイント付与 など
  • 投信積立:三井住友クレジットカード決済での積立額の0.5%ポイント還元(スタンダード系カードの場合、プラチナ系カードは2%、ゴールド系カードは1%ポイント還元)
  • 投資信託の月間平均保有額に応じてポイント付与
  • 新規口座開設
  • 国内株式手数料・PTS取引手数料の1.1%をポイントバック(スタンダードプランの場合)
  • 金・プラチナ取引手数料の1%をポイントバック
使い方
  • 楽天市場など楽天グループで使う
  • JALマイルに交換する
  • 投資信託や株式の購入代金に充てる
  • 各提携先で使う
  • 投資信託の購入代金に充てる

iDeCo(イデコ)やつみたてNISA(積立NISA)の手数料面では、楽天証券、SBI証券に差はありません。商品ラインアップに違いはありますが、どちらも良い品揃えになっています。
ポイントプログラムまで考えると、SBI証券の方がややおすすめですが大きな違いではありません。

楽天証券、SBI証券の総合口座・つみたてNISA口座の開設はこちら

つみたてNISA(積立NISA)を利用するには、総合口座開設が必要になります。楽天証券やSBI証券では、同時に申し込みできますよ。

その他のサービスを比較すると

その他、入出金や株式などのサービスについても、楽天証券とSBI証券を比較してみましょう。

  • 口座連携サービス
  • 国内株式・外国株式

系列銀行との口座連携サービスでは楽天証券がやや優位です

系列銀行との口座連携サービスとは、簡単に言うと「ネット銀行にあるお金をそのままネット証券での取引(株式や投資信託の購入)に使用できる」というもので、系列のネット証券とネット銀行間で利用できます。
楽天証券にもSBI証券にもこのサービスは存在します。ただし、SBI証券の場合は、ネット銀行側での振替というひと手間が発生するため、やや楽天証券の方が優勢です。

さらに、口座連携サービスの利用でネット銀行の普通預金に優遇金利が適用される特典が、両者とも用意されています。
金利を見ると、楽天証券では楽天銀行の優遇金利が0.1%(税引前/300万円以下/300万円超は年0.04%)になるのに対し、SBI証券では住信SBIネット銀行の優遇金利は0.01%と、その差は10倍。楽天証券の方が高い優遇金利を受けられます。
また、楽天銀行では普通預金すべてが優遇金利の対象になりますが、住信SBIネット銀行では普通預金からハイブリッド預金に振り替えた分のみとなります。

  楽天証券 SBI証券
サービス名 マネーブリッジ ハイブリッド預金
自動入出金

○

○

(振替が必要)

優遇金利(税引前)

普通預金のうち

300万円以下:年0.10%
300万円超:年0.04%
普通預金のうちハイブリッド預金が年0.01%

国内株式・外国株式ではSBI証券が優位です

最後に、株式に関連するサービス内容を比較してみましょう。
あまり関心がない方もいらっしゃるかもしれませんが、少し違いがあるということだけ覚えておいてください。

国内株式手数料は、楽天証券、SBI証券ともに業界最安基準で差がありませんが、IPOの取扱実績、単元未満株の有無、外国株式の取扱国数ではいずれもSBI証券が有利です。

  楽天証券 SBI証券
国内株式手数料 業界最安水準 業界最安水準
IPO(2022年8月時点取扱実績) 31社 42社
PTSの取引時間 8:20~16:00(ジャパンネクストPTSのみ17:00~23:59) 8:20~16:00/16:30~23:59
単元未満株 取扱なし 取扱あり(S株)
外国株式 6ヶ国取り扱い 9ヶ国取り扱い
トレーディングツール マーケットスピード II ・マーケットスピード
(利用料無料)
HYPER SBI 2
(利用料無料)
国内株アプリ iSPEED SBI証券 株アプリ
米国株アプリ iSPEED(国内株と共通) SBI証券 米国株 アプリ

まとめ

iDeCo(イデコ)やつみたてNISA(積立NISA)のサービス面では楽天証券、SBI証券の差はそれほどありませんが、ポイントプログラムではSBI証券、銀行との口座連携による優遇金利では楽天証券がやや有利ですね。

iDeCoやつみたてNISAを始めよう

楽天経済圏のメリットを享受したい人は楽天証券が検討の軸になりますね。単元未満株や外国株式に興味があれば、SBI証券も合わせて口座開設しましょう。
iDeCo(イデコ)もつみたてNISA(積立NISA)も、口座開設と同時に申し込みできます。

楽天証券・SBI証券についてはこちらの情報も参考にしてください

2022年8月18日現在の各サイトの情報をもとにまとめています。最新の情報は各サイトでご確認ください。

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