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08「米国株式」のネット証券比較 手数料やサービスで選ぶなら?

UPDATE 2019.1.11

はじめに
米国株式の取引ができる主要ネット証券は、SBI証券、楽天証券、マネックス証券ですが、各社それぞれに特徴があります。米国株式に興味がある方はその違いを知っておきましょう。

取引手数料は3社同じ

売買時にかかる取引手数料は、SBI証券、楽天証券、マネックス証券ともに同額で、約定代金の0.45%(最低手数料:0米ドル、上限手数料:20米ドル)です。
以前は最低手数料が5米ドルだったため、少額取引では”手数料負け”するのが一般的でしたが、2019年7月に最低手数料が横並びで0円に引き下げられました(手数料はいずれも税別)。

※米国株式の取引では、取引手数料の他、外貨で購入することになるため為替手数料がかかりますが、為替手数料については後述します。

3社ともNISA口座での手数料優遇あり

SBI証券、楽天証券、マネックス証券ともに、米国株式をNISA口座で取引することができ、3社ともにNISA口座での手数料優遇があります。ただし、株式・ETFの両方の買付手数料が実質無料になるのはマネックス証券だけです。
また、NISA口座では年間120万円が投資上限額となりますので、その点はご注意ください。

米国株式のNISA口座手数料比較

  SBI証券 楽天証券 マネックス証券
NISAでの外国株式手数料

手数料優遇なし

手数料優遇なし

買付手数料 全額キャッシュバック

NISAでの海外ETF手数料

買付手数料 0円

買付手数料 全額キャッシュバック

取扱銘柄数ではマネックス証券

米国株式の銘柄数比較

  SBI証券 楽天証券 マネックス証券
米国株式の個別銘柄数

1,067

1,083

3,048

米国ETFの取扱数

270

283

271

ADRの取扱数

121

132

72

合計

1,458

1,498

3,391

マネックス証券の取扱銘柄数が合計約3,400であり、SBI証券、楽天証券の2倍以上となっています。
内訳を見ると個別銘柄の取扱数の差が大きく、米国ETFの銘柄数は3社とも同程度、ADRではSBI証券と楽天証券が多くなっています。

注文方法や取引ツールではマネックス証券

米国株式の注文方法・ツール比較

この表は横にスクロールできます

  SBI証券 楽天証券 マネックス証券
注文方法

成行・指値

成行・指値

成行・指値・逆指値・ツイン指値・連続注文

PCダウンロード型ツール

なし

マーケットスピード

トレードステーション

スマホアプリ

なし

なし

トレードステーション米国株 スマートフォン

スマホサイト

なし

なし

なし

その他サービス
  • 米国株式・ETF定期買付サービス
  • 米国貸株サービス

なし

  • 米国株式・ETF定期買付サービス米国株の銘柄追加の要望ができる「シンボル+(プラス)」というサービス

取引ツールや注文方法はマネックス証券が充実しています。
マネックス証券の取引ツール「トレードステーション」では、逆指値などの多彩な発注ができて、かつ、スマホアプリでも取引可能です。

SBI証券の米国株式・ETF定期買付サービス

SBI証券には注目のサービスがあります。指定した銘柄を毎月自動で買付できる「米国株式・ETF定期買付サービス」です。
投資信託では一般的な積立注文(定期定額購入)ですが、株式やETF取引の場合はできない場合がほとんどです。米国株式や米国ETFで積立をしたいという方にはSBI証券が便利です。

決済方法・為替手数料ではSBI証券が有利

米国株式の決済方法比較

この表は横にスクロールできます

  SBI証券 楽天証券 マネックス証券
米国株式の決済通貨
  • 米ドル
  • 日本円
  • 米ドル
  • 日本円
  • 米ドル
  • 日本円
米ドル資金の準備方法
  • 為替取引
  • 米ドルMMFを保有
  • SBI FX α口座からの現引(米ドル)
  • 米ドルの振り込み(住信SBIネット銀行)
  • 為替取引
  • 米ドルMMFを保有
  • 米ドルの振り込み(SMBC信託銀行・三井住友銀行)
  • 為替取引
円→米ドル為替手数料(片道)
  • 為替取引:25銭
  • 米ドルMMF:25銭
  • SBI FX:0.05銭
  • 住信SBIネット銀行:4銭
  • 為替取引:25銭
  • 米ドルMMF:25銭
  • SMBC信託銀行:1円
  • 25銭

米国株式の決済方法について

米国株式を購入する場合は、米ドルもしくは日本円での決済になります。
米ドルで決済するには、あらかじめ米ドル資金を準備する必要があり、その方法により為替手数料が違ってきます。

最も手間がかからないのは、各証券会社で円から米ドルに為替取引する方法ですが、為替手数料が1米ドルあたり25銭とやや割高です。
また、3社とも日本円での決済が可能ですが、約定後に円と米ドルの為替取引が行われるため、日本円で決済する場合にも為替手数料(25銭)が発生します。
1米ドルあたり25銭だと、1,000ドル(10万円強)取引するのに為替手数料だけで250円かかることになります。

SBI証券なら低コストで米ドルを準備できる

最も為替手数料を抑えられる方法は、「SBI FX α口座からの現引」で、為替手数料は1米ドルあたり0.5銭と格安です。しかし、1万米ドル単位でしか取引ができないため、一度に100万円以上の為替取引をしなければならないという点がややネックになります。
その点で、「住信SBIネット銀行の外貨預金(米ドル)を振り込む」方法は、為替手数料1米ドルあたり4銭に抑えつつ、1米ドルから取引でき、SBI証券への入金は無料でできるという点で、割安で利用しやすいサービスです。

外貨での入出金サービス

この表は横にスクロールできます

  SBI証券 楽天証券 マネックス証券
外貨での入出金

○

○

x

対応金融機関

住信SBIネット銀行

SMBC信託銀行
三井住友銀行

入金手数料

無料

SMBC信託銀行:1,000円
三井住友銀行:4,000円

出金手数料

無料

入金と同様

入出金手続き

インターネット

SMBC信託銀行:電話
三井住友銀行:銀行窓口と楽天証券カスタマーサービスセンター

取扱通貨

7通貨

5通貨

※三井住友銀行は米ドルのみ

外貨での入出金サービスはSBI証券の他、楽天証券にもありますが、手数料が最低1,000円と非常に高くなっています。

マネックス、SBIにメリットあり

米国株式の取引について3社を比較しましたが、銘柄数やツールという面ではマネックス証券が、為替コストという面ではSBI証券が有利です。また、積立をしたい場合は、現在のところではSBI証券という選択になるでしょう。

米国株式についてはこちらの情報も参考にしてください

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2019年1月11日現在の各サイトの情報をもとにまとめています。最新の情報は各サイトでご確認ください。