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07「FX」の基礎知識 投資初心者の方にもわかりやすく解説

UPDATE 2019.1.11

はじめに
ギャンブルと思われがちなFX。FXは運用方法によってハイリスクになるのは確かですが、きちんと理解してリスクを抑えた運用をすれば、外貨預金よりも低コスト、かつ同等のリスクで外貨を運用することもできる商品です。
投資初心者の方にも理解しやすいよう、FXの基礎知識を解説していきます。

FXとは

FXとはForeign Exchangeの略で日本語では「外国為替証拠金取引」と言われます。
正式名称はちょっと難しいですが、外貨預金と同様に多くの国の通貨を組み合わせて取引することができる金融商品です。

取引する通貨ペアさえ決めれば、株式や投資信託のように銘柄選びの必要がないので、FXはシンプルで実は始めやすい投資のひとつです。
米ドル、ユーロ、日本円の3つがFXで取引が多い基本通貨。ニュースでもよく見聞きしますし、情報量も豊富です。

FXには「レバレッジ」や「ロスカット」など、あまりなじみのないルールが存在しますが、それほど複雑なものではありません。のちほど詳しくご説明します。

FXの取引方法

FXは、外貨預金と同様、為替差益や利息を狙います。
例えば1ドル=100円のときに10万円で1,000ドル買って、1ドル=110円のときに売れば、1万円の利益が出ます。
FXは「買い」だけではなく「売り」からも始められるので、安く買って高く売るだけでなく、高く売って安く買うことでも利益を出すことができます。

レバレッジとは自分のお金以上の取引ができる仕組み

FX=ギャンブルと思われがちな理由のひとつに「レバレッジ」という仕組みがあります。
「レバレッジ」とは「テコの原理」のようなもので、少ない資金で大きな金額の取引ができます。

FXでは、レバレッジを最大25倍までかけられますが、レバレッジ25倍とはどういうことでしょうか?
例えば、レバレッジがない(1倍の)状態であれば1ドル=100円のときに10万円で1,000ドル購入できるわけですが、この状態は普通の外貨預金と同じです。
そしてレバレッジを25倍にすると、10万円の資金で25倍の250万円分にあたる2万5,000ドルを購入できます。レバレッジ25倍とは、自己資金の25倍の取引ができるということになります。

レバレッジ25倍だと利益も損失も25倍

気をつけなければいけないのは、レバレッジは利益だけではなく損失にも関わるということです。
先ほどの例で、ドルが110円になったときにすべてのドルを売ると、レバレッジ1倍では1万円の利益なのに対し、レバレッジ25倍では25万円の利益になります。
ただし、損失が出た場合は、それも25倍になってしまうのがレバレッジの怖いところ。レバレッジを高くすると、リターンだけでなくリスクも非常に大きくなってしまうのです。

この点が、FX=ギャンブルといったイメージが強い理由ですが、レバレッジは自分で設定できます。レバレッジ1倍に設定すれば通常の外貨預金と同じような取引が可能です。

ロスカットについて知っておこう

FXでは、大きな損失を防ぐ仕組みとして「ロスカット」と呼ばれるものがあります。

FXをはじめるには、まず証拠金と呼ばれる自己資金を入金します。FX会社ごとに条件は異なりますが、例えば10万円の証拠金に対するロスカットの水準が証拠金の3割だった場合、3万円以上の損失が出ると自動的に決済(ロスカット)されます。
あくまでも投資家を守るための仕組みですが、ロスカットの水準を割ると自分の意志に関係なく決済されてしまうことを知っておきましょう。

ここでもポイントになるのはレバレッジです。レバレッジが大きいほど損失がふくらみロスカットされやすくなります。

初心者にもうれしいFXの3つのメリット

ここまではFXの注意点をご説明してきましたが、FXにはもちろんメリットもあります。

メリット1

高めの利息を毎日受け取れる

メリット2

取引コストが安い

メリット3

取引時間は月~金の24時間

メリット1 高めの利息を毎日受け取れる

外貨預金では利息が付くのは月に1度など決まったタイミングになりますが、FXでは基本的に毎日利息が付きます。この利息は「スワップポイント」と呼ばれます。

スワップポイントは、外貨普通預金の利息よりも一般的に高いため、FXの方が多くの利息を受け取れます。
注意しなければいけないのは、「買い」の場合はスワップポイントを受け取れますが、「売り」の場合は逆に支払わなければならないこと。初心者のうちは「買い」から入る方が安心ですね。

スワップポイントは、通貨ペアや取引会社によって異なります。FX会社などでは「過去のスワップポイントカレンダー」がホームページに載っていますので、いくらぐらい貰えるのか、または支払うのかを確認してみましょう。

メリット2 取引コストが安い

FXでは、いわゆる取引手数料というものはかかりません。
ただし、買うときと売るときのレートに差があり、その差額が実質的な取引コストとなります。この差額は「スプレッド」と呼ばれ、取引通貨や取引会社によって異なっています。

FXは、一般的に外貨預金より低コスト。
例えば、米ドル-日本円取引の場合、ネット銀行の中でも最低水準の住信SBIネット銀行の外貨預金では1米ドルあたり4銭、FX会社のSBI FXトレードでは0.27銭となり、1万米ドルで373円の差となります。それほど大きな違いではありませんが非常に低コストです。

メリット3 取引時間は月~金の24時間

FXは株式取引と比べ、取引できる時間が長いのも特徴です。
日本の株式市場は平日の9:00~11:30(前場)、12:30~15:00(後場)ですが、FXは月~金、ほぼ24時間取引ができます。祝日であっても、海外は市場が開いていますので取引できます。

また、ロンドン市場、NY市場が動く日本の夕方から深夜にかけて取引が活発になるため、昼間は仕事で取引が難しい方も、仕事が終わってからリアルタイムで取引できることも大きなメリットです。

まとめ

外貨預金を検討している方は、FXも選択肢のひとつに加えてみるのもよいでしょう。
仕組みを知りレバレッジを抑えた運用をすれば、低コストでメリットもあります。

FXについてはこちらの情報も参考にしてください

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2019年1月11日現在の各サイトの情報をもとにまとめています。最新の情報は各サイトでご確認ください。