UPDATE 2022.8.18
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各ネット証券の投資信託サービスを、次の5つのポイントで比較してみました。
取扱商品の数
スマートフォンでの利用(スマホサイト・アプリ)
積立(定額、定期購入)サービス
投資信託の保有残高に応じたポイント付与
ロボアドバイザー
投資信託の取扱商品の数については、欲しい商品が出てきた際に取り扱っている可能性が高いという点では、初心者にとっては多い方がベターとも言えます。
しかし、むやみに多いことに意味はありませんし、他にも比較すべきポイントはありますので、商品数だけで判断せずに総合的に判断しましょう。
証券会社 | 取扱本数 | 投信積立可能本数 |
---|---|---|
SBI証券 |
2,660 |
2,490 |
楽天証券 |
2,651 |
2,522 |
松井証券 |
1,622 |
不明 |
マネックス証券 |
1,271 |
1,227 |
auカブコム証券 |
1,579 |
不明 |
GMOクリック証券 |
133 |
不明 |
岡三オンライン証券 |
658 |
不明 |
投資信託取引に関するネット証券のスマートフォン対応は国内株式と比べると遅れていましたが、対応しているネット証券が多くなってきました。
調査対象の中では、GMOクリック証券以外はスマホサイトやスマホアプリで投資信託の取引ができます。
商品情報
取引
(通常のみ)
保有商品情報
商品情報
取引
(積立のみ)
保有商品情報
(積立のみ)
商品情報
取引
(通常/積立)
保有商品情報
なし
商品情報
取引
保有商品情報
商品情報
取引
(通常/積立)
保有商品情報
商品情報
取引
(通常/積立)
保有商品情報
商品情報
取引
(通常/積立)
保有商品情報
商品情報
取引
(通常/積立)
保有商品情報
商品情報
取引
(通常/積立)
保有商品情報
商品情報
取引
保有商品情報
なし
商品情報
取引
(通常/積立)
保有商品情報
なし
スマートフォンでの利用について詳しくは、下記の記事をご覧ください。
定額、定期で投資信託を購入する積立サービスですが、主なサービス内容の違いは、積立頻度や引落方法の選択肢の多さです。
積立頻度を見ると、「毎日」積み立てられる証券会社もあり「毎月」よりもさらに時間を分散させることができます。
引落方法については、証券口座の他、銀行から直接引き落とせる証券会社もあります。資金移動の手間がなくなりますので便利なサービスです。
また、クレジットカード決済を導入しているネット証券が増えています。利用は特定のカードに限定されるものの、積立額に応じたポイント還元が受けられますので、よりおトクに投信積立ができます。
なお、購入時手数料は、調査対象のネット証券では取扱投資信託すべてにおいて0円となっています。
100円
毎日、毎週、毎月、複数日、隔月
※複数日、隔月はつみたてNISAでは選択できない
三井住友クレジットカード
※タカシマヤクレジットカード(高島屋ファイナンシャル・パートナーズ仲介口座限定)、東急クレジットカード(東急カード仲介口座限定)も利用可
100円
毎日、毎月
※毎日はつみたてNISAのみ
楽天カード
※楽天キャッシュ(電子マネー)のポイント還元率0.5%
100円
毎日、毎週、毎月
※証券口座とは別
定額自動入金(定期入金)
–
100円
毎日、毎月
マネックスカード
※100円につき1ポイントのほか、1,000円につき1ポイントが加算
100円
毎月
定額自動入金(ゆうゆう決済)
au PAY カード
100円
毎月
100円
毎月
なし
投信積立サービスについて詳しくは、こちらをご覧ください。
投資信託の残高に応じてポイントが付与されるサービスを実施している証券会社も多くあります。
ポイントの付与率や条件はさまざまで、銘柄や残高によってポイント付与率に変動がある場合もあります。インデックスファンドはポイント付与率が低い傾向があり、例えばSBI証券での「SBIV・シリーズ」銘柄の付与率は0.022%となっています。
また、楽天証券では残高が一定額達成ごとのポイント付与となっており、他社より獲得できるポイントは少ないでしょう。
月間平均保有金額が
※通常銘柄の場合
※SBIプレミアムチョイス銘柄は年率0.15%/0.25%
※指定銘柄は年率0.02%~0.05%
下記の残高を達成ごとにポイント付与
※対象月の月末時点の残高で計算
※現金還元の場合は、ポイント増量分110%が除かれる
1,100ポイント
※販売会社の信託報酬率0.4%の場合
※通常銘柄の場合
※指定銘柄は年率0%~0.03%
月間平均保有残高の
※通常銘柄の場合
※指定銘柄は年率0.005%
1,200ポイント
※通常銘柄の場合
ロボアドバイザーは、アドバイス型と投資一任型の2つのタイプがあります。
アドバイス型は商品の提案のみ、投資一任型は商品の提案から運用までのすべてが含まれ、対象商品は投資信託、もしくはETFです。
初心者の方にとって商品選びはつまずきやすいポイントですので、ロボアドバイザーの活用もひとつの選択肢になります。無料でできるシミュレーションを試して、どんなものなのか見ておきましょう。
証券会社 | ロボアドバイザー(アドバイス型) | ロボアドバイザー(投資一任型) |
---|---|---|
SBI証券 |
SBI-ファンドロボ |
SBIラップ |
楽天証券 |
らくらく投資 |
楽ラップ |
松井証券 |
投信工房 |
|
マネックス証券 |
マネックスアドバイザー(ETF) |
ON CAMPASS(ETF) |
auカブコム証券 |
|
|
GMOクリック証券 |
|
|
岡三オンライン証券 |
投信ロボ |
岡三Naviハイブリッド(ETF) |
ネット証券のロボアドバイザーについて詳しくは、こちらの記事をご覧ください。
SBI証券、楽天証券、auカブコム証券では、ポイントで投資信託を購入することができます。
利用できるポイントは下記の通りで、ポイントは1ポイントから利用できます。
・SBI証券:Tポイント、Pontaポイント、dポイント
・楽天証券:楽天ポイント(または楽天証券ポイント)
・auカブコム証券:Pontaポイント
現金で投資信託を購入するのがためらわれる方や、余っているポイントを活用したい方にはおすすめのサービスです。
投資信託をネット証券で始める際の比較ポイントを5つご紹介しました。今回はご紹介できませんでしたが、SBI証券であれば情報や機能に優位性があり、松井証券であれば投信工房という特徴的なサービスがあるなど、各社とも特徴がありますので別途ご紹介したいと思います。
投資信託を始めるなら、総合的に楽天証券やSBI証券がすぐれています。楽天証券、SBI証券ともに、投信積立でクレジットカード決済によるポイント還元がありますよ。
2022年8月18日現在の各サイトの情報をもとにまとめています。最新の情報は各サイトでご確認ください。