クラウドファンディング

不動産投資クラファン「Jointo α」の評判やメリット・デメリットを解説

※当サイトではアフィリエイト広告を利用しています

はじめに

「Jointo α(ジョイント アルファ)」は、総合不動産デベロッパー「穴吹興産株式会社」が運営する不動産投資クラウドファンディングです。運営会社の信頼性を重視する方から特に注目を集めています。

この記事では、不動産投資クラウドファンディング「Jointo α」について、メリット・デメリット、安全性など、投資を始める前に知っておきたい情報を詳しくご紹介します。

Jointo αとはどんなサービス?

Jointo αは、インターネットを通じて多くの投資家から資金を集め、その資金で不動産を購入・運用する「不動産投資クラウドファンディング」という仕組みのサービスです。 運用によって得られた家賃収入や物件の売却益が、投資額に応じて投資家に分配されます。

Jointo αの概要

まずはJointo αの基本的な情報を確認しましょう。

この表は横にスクロールできます

運営会社穴吹興産株式会社(東証スタンダード市場上場)
組成ファンド数 (うち償還済)39件 (32件)
累計調達額
運用期間の目安 ※16ヶ月〜3年
想定利回りの目安 ※12.0〜5.0%
ファンドの主な投資先賃貸マンション、宿泊施設
リスク軽減策優先劣後構造、マスターリース契約 (一部ファンド)
元本割れ・償還遅延0件
最低投資金額10万円
※ 2025年6月20日時点の情報。
※1 募集開始日ベースで直近20件のファンドの情報を記載

Jointo αの最大の魅力は、運営会社が東証スタンダード上場の穴吹興産株式会社であるという点です。 約60年の業歴を持つ総合不動産会社が運営しているため、他の多くのプラットフォームにはない圧倒的な安心感があります。

投資家の資産を守る仕組みとしては、「優先劣後構造」などが行われています。優先劣後構造とは、損失が発生した場合、損失の穴埋めには事業者の出資分(劣後出資)が先に使われます。この仕組みにより、事業者の出資分以上の損失が出ない限り、投資家の元本(優先出資)は毀損しません。

また、サービス開始以来、一度も元本割れや分配金の遅延を起こしたことがないという実績も、投資家からの高い信頼につながっています。

過去の組成ファンドの例

この表は横にスクロールできます

ファンド名投資先想定利回り運用期間劣後比率
エリア分散型アルファアセットファンド第十二弾賃貸住宅 (11件)3.0%12ヶ月10.0%
エリア分散型アルファアセットファンド第十一弾賃貸住宅 (13件)3.0%12ヶ月10.0%
SPC型アルファアセットファンド1号宿泊施設5.0%36ヶ月2.7%
アルファアセットファンド静岡葵吉野町賃貸住宅3.5%12ヶ月30.0%
エリア分散型アルファアセットファンド第七弾賃貸住宅 (16件)3.0%6ヶ月15.0%
※ 2025年6月20日時点で運用中もしくは償還済のファンドから抽出。なお、投資先の偏りを抑える意図から、必ずしも最新のファンドから抽出しているわけではない。

Jointo αで取り扱っているファンドは、主に運営会社である穴吹興産が開発・所有する全国各地の物件を投資対象としています。景気の変動を受けにくく、毎月安定した家賃収入(インカムゲイン)が期待できるファンドが中心で、リスクを抑えながら予測可能性の高いリターンを目指しています。

特徴的なのは、「エリア分散型アルファアセットファンド」シリーズです。不動産投資クラウドファンディングでは、1つのファンドにつき1つの土地・建物を投資対象とすることが一般的です。しかし、このシリーズでは、1つのファンドで異なる地域に点在する複数のマンションに出資することができます。

Jointo αのメリット

次に、Jointo αを利用する具体的なメリットを2つご紹介します。

メリット1

上場企業運営による圧倒的な信頼性

メリット2

全国の物件に分散投資できる

メリット1上場企業運営による圧倒的な信頼性

最大の魅力は、東証スタンダード上場企業の穴吹興産が運営していることです。 上場企業は厳しい情報開示基準やガバナンスが求められるため、非上場の運営会社に比べて透明性や信頼性が格段に高いと言えます。運営会社の倒産リスクなどを気にする方にとっては、この上ない安心材料です。

また、取り扱いファンドの多くは運営会社である穴吹興産が開発・所有する物件を投資対象としています。 穴吹興産は、自社ブランドマンション「アルファ」シリーズで全国トップクラスの開発実績を誇る不動産のプロです。 物件の情報や管理状況を正しく理解できる会社がファンドを組成しているため、安心して投資を検討できます。

メリット2全国の物件に分散投資できる

不動産投資クラウドファンディングでは首都圏の物件が中心になりがちですが、Jointo αは全国各地の優良不動産を積極的にファンド化しているのが特徴です。 大阪、福岡といった西日本の主要都市から、長崎、小樽のような地方都市まで、幅広い地域の物件が対象となっています。

特に、「エリア分散型アルファアセットファンド」シリーズは低リスクで安定した家賃収入を得たい方にぴったりのファンドです。このファンドでは、首都圏・関西・九州に点在する複数の区分所有マンションを投資対象としています。1つのファンドに投資するだけで、手軽に全国の物件に分散して投資することができます。

Jointo αの注意点

多くのメリットがある一方で、Jointo αには投資をする前に知っておきたい点もあります。

注意点1

利回りはやや控えめ

注意点2

最低投資金額が10万円からとやや高め

注意点3

元本割れや配当遅延のリスクはゼロではない

注意点1利回りはやや控えめ

想定利回りは年率3%~5%程度と、他の不動産投資クラウドファンディングと比較すると控えめな水準です。ハイリターンを狙うよりも、元本や運営会社の安全性を最優先したい方向けのサービスです。

注意点2最低投資金額が10万円からとやや高め

最低投資金額は1口10万円です。 多くのサービスが1万円から投資できることを考えると、少額から始めたい初心者の方や、複数のサービスに資金を分散させたい方にとっては、少しハードルが高く感じられるかもしれません。

注意点3元本割れや配当遅延のリスクはゼロではない

Jointo αに限らず、すべての不動産投資クラウドファンディングでは元本が保証されません。経済状況の悪化や不動産市場の変動によっては、投資した元本が戻ってこない「元本割れ」のリスクがあります 。また、物件の売却遅延などが起こると、ファンドの運用期間が当初の予定より延長され、償還の時期が遅れる可能性もあります。

Jointo αでは様々なリスク軽減策が講じられており、元本割れや配当遅延を起こしたこともありません。しかし、これは将来の安全を保証するものではなく、不動産投資クラウドファンディングにはリスクがあるという点は必ず覚えておきましょう。

まとめ

Jointo αは、運営会社が東証上場企業であったり、分散投資ができるファンドが用意されているなど、安定的な資産形成を目指せる不動産投資クラウドファンディングです。

利回りがやや控えめで、最低投資金額が高めといった注意点もありますが、安全性を最優先に考え、投資資金が豊富にある方には適したサービスだと思います。

この記事を参考に、ご自身の投資スタイルと照らし合わせながら、Jointo αでの投資を検討してみてはいかがでしょうか。

Jointo αの会員登録はこちらから

不動産クラウドファンディングを始めるなら、穴吹不動産運営で安心感のあるJointo αがおすすめです。

2025年6月20日時点の情報をもとに記事を作成しています。

Fin/D編集部編集者

株式会社ヒカリナ

20年にわたりネット証券・銀行など金融サービスの改善業務、コンテンツ企画制作を担当してきたメンバー、各種金融事業者での実務経験者、各種資格保有者で構成しています。豊かな人生を送るための基本とも言える金融商品・サービスについて中立的な視点で分かりやすく提供しています。

Related posts

こちらの情報も参考にしてください