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09外貨積立のネット銀行・メガバンク比較 おすすめの銀行は?

UPDATE 2018.12.20

はじめに
円預金と比べ、高い金利が期待できる外貨預金。預金という言葉から何となく身近な感じを持つ人も多いと思いますが、外国為替取引には変わりありませんので為替リスクがあるのもまた事実です。とはいえ金利の魅力も捨てがたい…。そんな人は、少額でずつ購入する外貨積立を検討してみてもよいかもしれません。
ネット銀行・メガバンクの外貨積立サービスを比較して、おすすめの銀行をご紹介しましょう。

外貨積立は毎月コツコツ、あとは貯まるのを待つだけ

外貨積立は、定期的に円を外貨に交換して積み立てる外貨預金です。ちなみに「円を外貨に交換」とは、「円で外貨を購入」することを意味します。

外貨積立の取引方法はとてもシンプルです。「毎月1日に1,000円で米ドルを購入する」といった具合に設定すれば、あとは毎月自動的に積み立ててくれます。利息は外貨預金に入金されるので手間もかかりません。

外貨積立のメリットのひとつは、外貨を持つことのメリットである、有利な金利です。また、毎月積み立てることにより購入時期が分散されるため、一度に購入するよりも為替の変動リスクを抑える効果が期待できることもメリットになります。

一方、デメリットは、「円→外貨」「外貨→円」を購入する際にそれぞれ手数料が発生してしまうこと。そして、為替レートの変動で外貨の価値が購入時より下がることがある点も注意すべき点です。
また、預金保険制度の対象でないため、仮に金融機関が破たんすれば、金融機関の財産状況に応じて預入金額が支払われるため、一部カットされる可能性があるということも覚えておいてください。

ネット銀行からメガバンクまで、外貨積立サービスを比較

ネット銀行からメガバンクまで、多くの銀行で外貨積立ができます。それぞれの注目すべき点を比較して、外貨積立におすすめの銀行がどこかを見ていきましょう。

外貨積立サービス比較

住信SBIネット銀行
最低買付金額
500円
買付頻度
毎日・毎週・毎月
為替手数料(1米ドル/片道)
2銭
取扱通貨
9通貨
米ドル、ユーロ、英ポンド、豪ドル、NZドル、カナダドル、スイスフラン、香港ドル、南アランド
楽天銀行
最低買付金額
3,000円
※外貨定期預金
買付頻度
毎月
為替手数料(1米ドル/片道)
25銭
取扱通貨
7通貨
米ドル、ユーロ、英ポンド、豪ドル、NZドル、南アランド、人民元
ジャパンネット銀行
最低買付金額
300円
※外貨定期預金は3,000円
買付頻度
毎日・毎週・毎月
為替手数料(1米ドル/片道)
3銭
※払戻は5銭
取扱通貨
9通貨
米ドル、ユーロ、英ポンド、豪ドル、NZドル、カナダドル、スイスフラン、香港ドル、南アランド
※南アランドは外貨普通預金のみ
新生銀行
最低買付金額
10,000円
※外貨定期預金
買付頻度
毎月
為替手数料(1米ドル/片道)
15銭
※会員ランクに応じた優遇あり
取扱通貨
5通貨
米ドル、ユーロ、英ポンド、豪ドル、NZドル
ソニー銀行
最低買付金額
500円
買付頻度
毎日・毎週・毎月
※毎月の場合、最大3日まで指定可能
為替手数料(1米ドル/片道)
15銭
※会員ランクに応じた優遇あり
取扱通貨
12通貨
米ドル、ユーロ、英ポンド、豪ドル、NZドル、カナダドル、スイスフラン、香港ドル、南アランド、スウェーデンクローナ、人民元、ブラジルレアル
じぶん銀行
最低買付金額
100円
買付頻度
毎日・毎週・毎月
為替手数料(1米ドル/片道)
0銭
※払戻は25銭
取扱通貨
8通貨
米ドル、ユーロ、、豪ドル、NZドル、、南アランド、人民元、ウォン、ブラジルレアル
イオン銀行
最低買付金額
500円
買付頻度
毎日・毎月
為替手数料(1米ドル/片道)
0銭
※払戻は50銭
取扱通貨
1通貨
米ドル
GMOあおぞらネット銀行
最低買付金額
500円
買付頻度
毎日・毎週・毎月
※毎月の場合、最大3日まで指定可能
為替手数料(1米ドル/片道)
2銭
取扱通貨
8通貨
米ドル、ユーロ、英ポンド、豪ドル、NZドル、カナダドル、スイスフラン、南アランド
三菱UFJ銀行(三菱UFJダイレクト)
最低買付金額
1,000円
※外貨貯蓄預金
買付頻度
毎月
為替手数料(1米ドル/片道)
25銭
※店頭窓口は1円
取扱通貨
6通貨
米ドル、ユーロ、英ポンド、豪ドル、NZドル、スイスフラン
三井住友銀行(SMBCダイレクト)
最低買付金額
500円
買付頻度
毎日・毎週・毎月
為替手数料(1米ドル/片道)
50銭
※店頭窓口は1円
取扱通貨
5通貨
米ドル、ユーロ、英ポンド、豪ドル、NZドル
※店頭窓口は17通貨

為替手数料や買付頻度など、銀行によって結構違いがありますね。

外貨積立の最低買付金額は数百円から

外貨積立の最低積立金額は、じぶん銀行は100円、ジャパンネット銀行は300円からとなります。また、住信SBIネット銀行、ソニー銀行、イオン銀行、三井住友銀行は500円からと、少額で積み立てられる銀行が多いですね。

毎月だけでなく毎日や毎週積み立てられる

外貨積立の積立頻度は、毎月の他、毎週や毎日などの設定ができる銀行も多く、購入タイミングをより分散できるようになっています。
例えば、じぶん銀行は最低買付金額が100円で毎日積立が可能ですので「100円を毎日積み立てる」という方法もとれます。

取引通貨は銀行により異なる

外貨積立の取扱通貨は銀行によって異なりますが、米ドルを中心として、ユーロ、英ポンド、豪ドルなどの通貨が購入できます。初心者の方は、米ドルなどが中心になると思いますので、取扱通貨が多くなくても問題はないでしょう。

住信SBIネット銀行やGMOあおぞらネット銀行が低コスト

外貨積立での米ドルの為替手数料が安いのは住信SBIネット銀行とGMOあおぞらネット銀行の4銭(往復)、ジャパンネット銀行の8銭(往復)です。じぶん銀行とイオン銀行は、購入時に為替手数料がかかりませんが、払戻時にじぶん銀行は25銭、イオン銀行は50銭と、それなりの手数料かかりますのでご注意ください。
ちなみに、為替手数料の”片道”とは、「円→米ドル」などどちらか一方への交換のこと。”往復“は「円→米ドル」+「米ドル→円」といった2つの取引のことになります。

外貨積立には総合的に住信SBIネット銀行とGMOあおぞらネット銀行がおすすめ

外貨積立サービスについて、最も違いが顕著なのは為替手数料です。積立頻度や取扱通貨などを考慮しても、住信SBIネット銀行とGMOあおぞらネット銀行が低コストでバランスがとれたサービスを展開しています。
外貨積立を検討される場合は、この2行を軸に考えてみましょう。

外貨積立サービス比較-その他サービス

各行とも外貨預金に関連するサービスを用意していますが、外貨積立に特化したサービスとしてはソニー銀行、GMOあおぞらネット銀行の「購入上限レート」が挙げられます。設定したレートを上回る場合は購入を休止できますので、不利なレートでの購入を避けられるという利点があります。

銀行名 サービス内容

住信SBIネット銀行

外貨損益チェッカー

買付時の為替レートと預入金額、平均購入レート、残高等から外貨取引における損益額を簡易的に集計する機能

楽天銀行

為替ターゲットメール

あらかじめ設定した為替レートに到達すると、Eメールで知らせる機能

ジャパンネット銀行

「テクニカるナビ」アプリ

テクニカル分析をもとに未来の値動きを自動で予測するアプリ。未来のチャートを予測する「形状予測チャート」、買い売りのどちらが優勢かを示す「テクニカルパネル」など、外貨取引に役立つ情報を提供

新生銀行

経済指標プッシュ通知

経済指標通知の他、キャンペーン情報等がプッシュ通知される機能(外貨預金アプリ)

ソニー銀行

購入上限レート

自身で購入上限レートが設定できるので、不利なレートの場合購入を休止できる

じぶん銀行

AI外貨予測

米ドル、ユーロ、豪ドル、NZドル南アランドの為替の動きを「1時間」「1営業日」「5営業日」の期間に分けて予測する

イオン銀行

GMOあおぞらネット銀行

購入上限レート

自身で購入上限レートが設定できるので、不利なレートの場合購入を休止できる

三菱UFJ銀行(三菱UFJダイレクト)

為替レートアラートメール

利用者が登録した為替レートに到達したときに、Eメールで知らせる機能

三井住友銀行(SMBCダイレクト)

外国為替相場通知メール

米ドル、ユーロ、英ポンド、豪ドル、NZドル、スイスフランのリアルタイムの為替レートを、1日2回メールで知らせる

AIを活用したサービス「AI外貨自動積立」も

最近ではAIを活用した金融サービスや商品が増えていますが、外貨積立においても、AIが有利なタイミングを見計らって積み立ててくれるということを謳ったサービスがあります。

じぶん銀行の「AI外貨自動積立」です。AIが月に1回、外貨をおトクに購入できる日を判断して取引を行い、自動的に積み立ててくれます。積立金額は利用者が指定しますが、あとは最新の為替や市況データをもとに深層学習を行っているAIに委ねることができます。

まとめ

外貨預金は為替コストやリスクもありますが、資産の分散という点で、資産の一部を外貨で持っておくという考え方もあります。
また、外貨を保有すると、為替レートに影響を及ぼす世界の出来事を自分事として捉えることができますので、勉強という点でも良いかもしれませんね。

外貨預金についてはこちらの情報も参考にしてください

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