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投信工房の評判・メリット・デメリット|松井証券の無料ロボアドを解説

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はじめに

投信工房は、松井証券が提供する利用料無料のアドバイス型ロボアドバイザーです。本記事では、メリット・注意点、投資一任型ロボアドとの違い、自動リバランス機能、NISAでの使い方を整理します。

投信工房とは?松井証券の無料ロボアドの仕組み

投信工房は、松井証券のアドバイス型ロボアドバイザーです。
ロボアドバイザーには「アドバイス型」と「投資一任型」という2つの種類があり、「アドバイス型」は商品の組み合わせ・資産配分を提案するタイプ、「投資一任型」は商品を提案したうえで運用までを自動で行うタイプです。
ロボアドバイザーとして有名なWealthNavi(ウェルスナビ)やTHEO(テオ)は投資一任型になります。

投信工房は「アドバイス型」に分類され、8つの質問に答えるだけで、最適なポートフォリオを提案してくれます。
投信工房の大きな特徴は、他のアドバイス型のサービスにはない「自動リバランス機能」です。リバランスとは、商品の配分の見直し作業のこと。この自動リバランス機能は、商品購入後に一度設定する必要はありますが、一度行えば運用期間中は投資一任型と近いサービスを受けられます。

投信工房のメリット|低コスト・自動リバランス・NISA対応

投信工房を利用するメリットは主に4つあります。

メリット1

低コスト

メリット2

自動リバランス機能がある

メリット3

NISAを利用できる

メリット4

積立は100円から始められる

メリット1低コスト

ご説明したように、投信工房はアドバイス型のロボアドバイザーでありながら、運用面での自動リバランス機能を備えており、投資一任型に近いサービスを受けることができます。投資一任型のロボアドバイザーの利用料は預かり資産額の1%程度かかるのが一般的ですが、投信工房の利用料は無料です。

しかも、対象の投資信託に関しては購入時手数料なし、保有期間中にかかる運用コスト(信託報酬)も低いものばかり。トータルで非常に低コストのサービスになっています。

WealthNavi(ウェルスナビ)と比べるとこんなに差が出る

投信工房のモデルポートフォリオのコストは、最大年率0.13%(税込0.15%)です。WealthNavi(ウェルスナビ)だと運用コスト(信託報酬)の他に、預かり資産額の年1.1%がサービス利用料としてかかるため、最も高いプランで年間最大年1.23%の運用コストがかかります。その差は最大で年1.08ポイントとなり、大きな開きがあります。(費用はいずれも税込)

例えば、100万円を運用していたとすると、投信工房なら高くても1,500円、WealthNavi(ウェルスナビ)だと最大12,300円が年間の運用コストになります。運用年数が長くなればなるほどコストは積み重なっていき、コスト差も拡大していきます。(費用はいずれも税込)
また、運用がうまくいっていない年でもコストは必ずかかります。長期投資をするうえで、手数料はとても大事なポイントなのです。

投信工房とWealthNavi(ウェルスナビ)の手数料比較

この表は横にスクロールできます

投信工房WealthNavi(ウェルスナビ)
利用料0円年1.1%
※預かり資産3,000万円まで
購入時手数料0円0円
運用コスト(信託報酬)最大年0.15%年0.06%~0.13%程度
100万円を20年間運用した場合のコスト ※13.0万円23.2~24.6万円
※費用はすべて税込
※1 値動きがなかった場合の試算。値上がりした場合、コスト差は大きくなります。

メリット2自動リバランス機能がある

リバランスというのは、ポートフォリオ(商品の組み合わせやその配分)の見直し作業のことです。
運用を続けていると、投資信託の投資先である国内や海外、株式や債券などの相場の動きが違うため、当初のポートフォリオからのズレが生じてきます。それを元に戻す作業が「リバランス」です。

投信工房には、自動で各投資信託の配分を調整してくれる「自動リバランス機能」があります。日付を指定してリバランスの実行を予約できるので、手動でメンテナンスする手間が省けるのです。

自動リバランス機能は、投資一任型のロボアドバイザーには含まれていますが、アドバイス型のロボアドバイザーには通常ありません。
ちなみに、投信工房で投信積立を利用する場合は、リバランス積立と言って目標とする資産配分に近づくよう積立投資されていきます。

メリット3NISAを利用できる

投信工房では、税制優遇があるNISAが利用できますが、楽天証券の楽ラップ、SBI証券のSBIラップなどの投資一任型ロボアドバイザーでは利用できません。

NISAが利用できれば、運用益や分配金に対してかかる約20%の税金がかかりませんから、利益の手取額が多くなります。将来の運用益が出れば出るほど大きなメリットになります。

ポートフォリオ積立(一括積立)は成長投資枠、つみたて投資枠は個別積立で利用できます。

メリット4積立は100円から始められる

積立購入では100円から、通常の一括購入でも最低投資額1万円からと低水準で利用できます。
投資一任型のロボアドバイザーでは「最低投資額が10万円、積立購入は月1万円から」といった水準のサービスもあることを考えると、投信工房はとても気軽に始められますね。

投信工房の注意点

メリットが大きい投信工房ですが、注意点もあります。確認しておきましょう。

注意点1

投資信託の購入手続きは自分で行う

注意点2

WealthNavi(ウェルスナビ)にある自動税金最適化機能はない

注意点1投資信託の購入手続きは自分で行う

投資一任型では、入金すれば自動的に商品の購入手続きをしてくれますが、投信工房では、投資信託の購入手続きを自分で行う必要があります。
ただし、投信工房の提案プランから金額配分を変更しない限りは、注文ボタンを1回押すだけですので、それほど大きな手間ではありません。

注意点2WealthNavi(ウェルスナビ)にある自動税金最適化機能はない

自動税金最適化を行うDeTAX(デタックス)機能というのは、WealthNavi(ウェルスナビ)などにある機能。簡単に言うと、リバランス時に商品を売却する際、利益を少なく調整するための売買を同時に行い、支払う税金を抑える機能です。WealthNavi(ウェルスナビ)の柴山CEOは、“多くの場合、「DeTAX」の機能により年間0.4~0.6%程度の負担減となる”とインタビューで話しており、それ相当に効果の大きい機能であると推察されます。

松井証券で投信工房を始めよう

投信工房は、自動リバランス機能がある低コストのロボアドバイザーです。NISAを利用できるのもポイントです。ポートフォリオ積立(一括積立)は成長投資枠、つみたて投資枠は個別積立で利用できます。

松井証券 投信工房へのリンク

2026年5月11日時点の情報をもとに記事を作成しています。

Fin/D編集部編集者

株式会社ヒカリナ

20年にわたりネット証券・銀行など金融サービスの改善業務、コンテンツ企画制作を担当してきたメンバー、各種金融事業者での実務経験者、各種資格保有者で構成しています。豊かな人生を送るための基本とも言える金融商品・サービスについて中立的な視点で分かりやすく提供しています。