UPDATE 2019.4.9
ライフプランシミュレーションとは、現在の収入と支出、家族構成、住宅購入や生活・教育レベル(旅行、マイカー、教育方針など)を設定して、将来の収支を予測すること。
松井証券のライフプランシミュレーション「松井FP」はWeb上の無料ツールですが、無料ツールの中では詳細項目数が多く設定できるため、比較的現実的な数字を出すことができます。アカウント登録なども不要なため、気軽に利用できます。
85歳までの収支結果がわかる
アカウント不要で誰でも無料で利用できる
診断結果が一定期間保存できる
教育費、住宅費などの詳細設定項目が30以上と多い
年金収入を自動計算してくれる
一方、細かな設定はできません。例えば、下記のような入力やカスタマイズはできません。
収入の将来的な増加設定はできない(退職まで現在と同額の設定)
現在の積立投資の内容は入力できない
住宅ローンの金利や繰上返済、リフォーム時期の設定はできない
松井FPで入力する項目は、属性、お子様の人数や収入、家賃や住宅購入予定、生活費、保険費用など。その他、詳細設定やイベント追加などを任意で行うと、資産シミュレーション結果が出ます。
必ず入力が必要な項目の中で、すぐにわからない可能性があるのは「生活費」くらいではないでしょうか。お子様の教育費や住宅購入費は初期値が設定されており、具体的にわからない場合は初期値のままでもシミュレーションができますので、入力はそれほど大変ではありません。
スマートフォンでも入力しやすくなっていますので、5分くらいあれば十分にシミュレーションできます。
今回、仮に30歳共働きファミリーを想定して、下記のような条件でシミュレーションしたところ、85歳時点で2,900万円の余裕があるという結果になりました。ある程度の条件設定はできますから、ざっくりとした将来の見通しは立つのではないでしょうか。
入力した条件
シミュレーション結果は、結果画面にある「資産シミュレーション結果を保存する」ボタンをタップするだけで簡単に保存できます。
個別のURLが作成されますので、そこにアクセスすれば、あとからシミュレーション結果を確認できます。
保存期間に制限はあるようですが、結果の保存にもアカウント作成は不要です。シミュレーション結果を家族で共有したり、あとから数字を修正するなどの活用ができるのはうれしいですね。
ライフプランシミュレーションは、結婚や住宅購入などのライフイベントに合わせて行えばよいというものではありません。 定期的にチェックして、将来の見通しは常にアップデートしておきましょう。
松井証券は、国内株式に強いイメージがありますが、「投信工房」というロボアドバイザーもあり、投資初心者の方にもおすすめできるネット証券ですよ。
2019年4月9日現在の各サイトの情報をもとにまとめています。最新の情報は各サイトでご確認ください。