楽天銀行の他行あて振込手数料は229円（3万円以上）、ATM入出金手数料は220円または275円（入出金共通）と他のネット銀行に比べるとやや割高な設定です。また、楽天銀行宛の振込でも52円の手数料がかかります。

楽天銀行では法人口座に便利な振込機能、一括入力振込や総合振込を備えており複数の取引先への振込手続きを効率化できます。
また、定額自動振込ができ毎月定額の振込なら自動で振込可能。サービス利用料は無料です。

楽天銀行にはユーザー管理機能があり、担当者ごとに異なる権限を付与できます。「管理者」・「セキュリティ担当者」・「担当者」の3つの区分があり、セキュリティ担当者と担当者の合計で最大200ユーザまで登録できます。登録ユーザー数は調査対象のネット銀行の中で最多となります。

楽天銀行では、Pay-easy（ペイジー）を利用して税金、社会保険料等を支払えます。支払方法は、インターネットバンキングからの支払い、収納機関のWebサイトからの支払いに対応しています。

楽天銀行のビジネスデビットカードは、利用額の1%がキャッシュバックされる高還元カード。キャッシュカードとは別で発行され、年会費は1枚あたり1,100円（税込）です。
追加で9,999枚まで発行可能とビジネスデビットカードの発行可能枚数が多い点も特徴ですが、1枚ごとに年会費がかかる点には注意しましょう。

楽天銀行の法人口座開設では、申込フォーム上で固定電話の入力が必須となっています。
一方、バーチャルオフィスについては公式サイトに「主たる事務所としてバーチャルオフィス・レンタルオフィスをご利用の場合は上記資料の提出が必要となります」との記載がありますので、バーチャルオフィスでも口座開設できる可能性があります。なお、文中の上記資料とは「事業実態の確認できる資料」でホームページアドレス、許認可・登録・届出（コピー）等です。