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- はじめに
「マネーフォワード ビジネスカード」は初期費用・初年度年会費が無料、追加カードは枚数制限なしのビジネスカードです。1取引あたり最大1億円の高額決済も可能です。個人事業主から上場企業まで、企業規模を問わず利用できます。
マネーフォワード ビジネスカードの概要
まず、クレジットカードの概要を押さえておきましょう。
マネーフォワード ビジネスカードの概要
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| 発行元 | マネーフォワードケッサイ株式会社 | |
| 年会費 | 初年度無料、2年目以降は条件付き(※)無料 ※ウォレット(決済口座)単位で1年間に1度以上の利用実績があること。無い場合は年会費1,100円 | |
| 国際ブランド | Visa | |
| ポイント還元率 | 1%~3% ※当月の利用金額10万円以上でボーナスポイントあり | |
| 追加カード | 発行枚数に制限なし | |
| 不正利用への補償 | 1事故あたりの原則1,000万円まで |
初年度の年会費はカード利用の有無にかかわらず無料。2年目以降は条件付き無料ですが、条件は“ウォレット(カード決済に紐づく口座)単位で1年間に1度以上”の利用なのでクリアするのは簡単です。
カード発行については、枚数無制限です。ただし、リアルカードは2枚目以降有料になります。1枚につき990円の手数料が発生するので、手数料無料であるバーチャルカードを上手く使い分けて発行するとコストを削減できるでしょう。
カード発行における費用
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| マネーフォワード ビジネスカード | ETCカード(2025年11月5日より受付開始) | ||
|---|---|---|---|
| カードのタイプ | リアルカード | バーチャルカード | リアルカード |
| 年会費 | 初年度無料 ※2年目以降は利用条件付き無料 | 無料 | |
| 発行手数料 | 990円/枚 | 無料 | 990円/枚 |

クレジットカードを申込めるのは、サービス利用者のみ
「マネーフォワード ビジネスカード」は、プリペイドカードおよびクレジットカードとして利用できます。
ただし、クレジットカードを申し込めるのは、マネーフォワード クラウド会計 / マネーフォワード クラウド確定申告 / マネーフォワード クラウド会計Plusの利用者です。利用していない場合はプリペイドカードしか申し込めません。
【こんな人におすすめ】ヒューマンパワーに頼らず、経理業務を円滑に行いたい人
高い還元率のビジネスカードがほしい方、カード運用で業務の効率化を図りたい方に向いたカードです。
一方、マネーフォワードのサービス利用で3%の還元率が得られたり、クレジットカードの申し込みができたりする点から、マネーフォワードをすでに利用している方、これから利用したい方にもおすすめです。
【ここに注目①】還元率が高い!
基本1%還元、マネーフォワード関連サービスは3%にUP
このカードの還元率は1%以上です。
通常は、「100円=1ポイント」が付与され、「1ポイント=1円分の電子マネー」としてカード決済時に利用できます。
ですが、このカードを「マネーフォワード ME」「マネーフォワード クラウド」の支払いに利用すると、通常の3倍、3%ものポイントが得られます。
月間10万円以上の利用でボーナスポイント加算
通常のカード利用によって得られる1%の還元とは別に、ボーナスポイントも用意されています。月間利用金額10万円で500ポイント、月間利用金額1千万円で5万ポイントのボーナスポイントが上乗せされます。
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| 当月の利用金額(税込) | ボーナスポイント |
|---|---|
| 100,000円 | 500ポイント |
| 500,000円 | 2,500ポイント |
| 1,000,000円 | 5,000ポイント |
| 5,000,000円 | 25,000ポイント |
| 10,000,000円 | 50,000ポイント |

モバイルSuicaへのチャージはポイントがつかない
「モバイルSuica」「モバイルPasmo」「モバイルICOCA」へのチャージはポイントの対象となりません。できるだけ、マネーフォワード ビジネスカードで決済するとよりお得になります。リアルカードならタッチ決済ができます。
【ここに注目②】決済から仕訳までを自動化
では、実際にマネーフォワード ビジネスカードを導入すると、どんなプロセスで効率化が図れるのかみていきたいと思います。
まず最も大きな点は、従業員(カード利用者)、経理担当者ともに立替精算といった面倒な業務から解放されることです。
また、カードで決済した後は、従業員は利用明細に証憑(領収書)を紐づけてアップロードするだけで経費申請を終えられる一方、経理担当者は証憑がすでに利用明細に紐づいているため突合作業を省略でき、申請確認をスピーディに片づけることができます。
さらにマネーフォワード クラウドを使っている方は、カードとの連携で決済から仕訳までをほぼ自動化することも可能です。他社のサービスを使っている方も、CSVでデータの共有ができます。
カードを従業員に持たせるのは心配という声もあると思います。しかし、このカードは、カード決済と同時に経理担当者に通知が届くため、不正利用を素早く検知できるほか、上限金額設定や、利用のON/OFFによって不正リスクを軽減することが可能です。
以上を表にしてまとめると、カードを運用するとこのようなことが可能になります。
ビジネスカード導入による業務効率化
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| カード利用者 | 経理担当者 | |
|---|---|---|
| 支払い | 立替払いがなくなる | 立替清算、現金管理が不要になる |
| 利用明細の確認 | – | カード利用状況がスマホアプリ、メールなどでリアルタイムに把握できる |
| 経費の申請 | アプリから証憑をアップロードする | 利用明細と証憑が紐づいているため突合作業がなくなる |
| クラウド会計との関係 | – | データが連携されるため自動仕訳が可能 ※他社の会計システムはCSVで連携可能 |

利用明細がリアルタイムで反映される
リアルタイムでの反映にも注目です。利用明細データを即時共有できると、月次決算の早期化が簡単に実現できます。
【ここに注目③】外貨決済時の手数料が安い!
海外加盟店の決済は3%還元!
海外のVisa加盟店での支払いや、マネーフォワード関連サービス(ChatGPT (OpenAI)、GitHub、Zoomなど)での外貨決済を行う場合には、決済金額の3%が海外手数料として上乗せされますが、カード利用で3%分のポイントが還元されるため、実質的に海外手数料が無料になります。

値上がりする海外手数料を実質無料にできる
近年クレジットカードの海外手数料が軒並み値上がりしています。だいたいVisa、Mastercardで3.63%~3.85%ぐらいが請求額に上乗せされます。マネーフォワード ビジネスカードは、これが実質無料になるので海外出張や海外サービスを利用している方にはとても有利です。
【申込みから発行までの流れ】カードは最短即日発送
オンライン上で申し込みが完了します。申し込みは、新設法人や個人事業主も対象です。
では、主な流れをご紹介します。
- STEP1
Web、アプリから申込み
- STEP2
審査(本人確認審査が最短即日で完了し、カードを発送)
- STEP3
カード受取り
申し込み時に個人事業主は「本人確認書類」、法人は「本人確認書類」、「登記事項証明書」が必要になるので手元に用意しておくと便利です。なお、決算書はいりません。

クレジット利用は、マネーフォワードサービスの利用が必要
繰り返しになりますが、クレジットカードを申し込めるのは、以下のサービスを利用している方です。
・マネーフォワード クラウド会計
・マネーフォワード クラウド確定申告
・マネーフォワード クラウド会計Plus
そうでない方はプリペイドカードを申し込むか、上記サービスの利用を始めてからクレジットカードを申し込むか、どちらかを選ぶことになります。
【審査】従来にない独自の審査
一般的にビジネスカードの審査は、法人であれば経営実績や財務状況、個人事業主であれば事業者の信用情報やクレジットヒストリーを見られることが多いようです。
マネーフォワード ビジネスカードは審査について何も公表していませんが、決済書を用いず独自のロジックでの与信審査を行っているため、よりフレキシブルな対応が期待できそうです。
たとえ審査の結果、十分な与信限度額が得られなくても、ウォレットからチャージしてカード決済する方法も用意されています。これを使えば高額決済にも対応できるでしょう。
【ここに注意】申込み前に抑えておきたいこと
サービス内容が分かりやすいように、メリットとデメリットをまとめておきます。ビジネスカード選びの参考にしてみてください。
申込みについて
- 個人事業主、設立間もない法人も申し込める
- 決算書は不要
※クレジットカードを申し込めるのは、マネーフォワード クラウド利用者。そうでない方は、プリペイドカードの申し込みになる。
決済・ポイントについて
- 還元率1%、マネーフォワード関連サービスは3%
- 海外サービス利用など外貨決済は還元率3%
- 通常の利用ポイントに加え、ボーナスポイントがある
- 高額決済への対応が可能
- リアルカードはVisaのタッチに対応
※税金払いは還元率が0.5%に低下する。モバイルSuicaなどへのチャージはポイント対象外
※Apple Pay、Google Payに対応していない
※分割払いやリボ払いに対応していない
コストについて
- 年会費無料。2年目以降は利用条件付き年会費無料
- バーチャルカードの発行は手数料無料
※リアルカードの発行手数料は、2枚目以降1枚につき990円
使い勝手
- Web、アプリ上で領収書の添付やメモの追加機能を無料で利用できる
- インボイス制度や電子帳簿保存法、最新の法令に対応している
マネーフォワード クラウドとの連携が基本。他社ソフトとはCSVによるデータ共有となる
【発行しているのはどんな会社?】マネーフォワードケッサイ株式会社
カードを発行しているのはマネーフォワードケッサイ株式会社で、株式会社マネーフォワードが100%出資する子会社です。
企業の請求業務における業務効率化や資金繰りの改善を支援する、ファイナンスサービスを提供しています。
- 企業間後払い決済・請求代行サービス『マネーフォワード 掛け払い』
- SaaS基盤を活用したFintechサービス『マネーフォワード Pay for Business』
- 事業者向け請求書カード払いサービス『マネーフォワード 請求書カード払い』など
基本データ
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| 年会費(税込) | 初年度無料 ※2年目以降、1年間に1度も利用実績がない場合は1,100円 | 国際ブランド | Visa |
|---|---|---|---|
| 追加カード | 発行手数料は、2枚目以降1枚につき990円 | ETCカード | 2025年秋、リリース予定 |
| 入会資格 | ・個人事業主、副業の方 ・法人 | 支払い口座 | 個人口座 法人口座 |
| 利用限度額 | 最大1億円 / 1回 ※事前チャージで高額決済に対応可 | 発行までの期間 | 最短即日で審査を完了し、その後カードを発送 |
付帯サービス
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| 旅行傷害保険 | ショッピング保険・その他保険 | ||
|---|---|---|---|
| 空港ラウンジ(カードラウンジ) | 空港ラウンジ(プライオリティ・パス) | ||
| グルメ特典 | コンシェルジュサービス | ||
| ビジネス特典(会計・経理) | ・「マネーフォワード クラウド」の支払いで3%のポイント還元 ・税理士・社労士を無料で紹介 | ビジネス特典(その他) | バックオフィスツール、宿泊サービス、決済システム、オフィスサービスなどの優待 |
ポイント特典
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| ポイント名 | マネーフォワードのポイント | ポイント還元率(基本) | 1% ※電子マネー |
|---|---|---|---|
| ポイント還元率(ポイントアップ店) | 3% ※電子マネー | ポイントアップするサービス | ・マネーフォワード ME ・マネーフォワード クラウド |
| ポイントの主な使い道 | カードでの決済 | マイルへの移行 | – |
経費精算、小口現金の削減で業務をスリム化

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2025年10月29日時点の情報をもとに記事を作成しています。