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07「外国株式」のネット証券比較 手数料や銘柄数で選ぶなら?

UPDATE 2022.8.18

はじめに
アメリカの有名企業や新興国の成長企業など、外国株式取引に興味のある方もいるでしょう。どのネット証券で取引できるのかや、取り扱い銘柄数、手数料についてまとめてみました。

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外国株式の銘柄数・手数料比較

外国株式を取り扱うネット証券は以前は数社のみでしたが、米国株式を中心に取引できる証券会社が増えてきました。今回は米国株式、中国株式の取引ができるSBI証券、楽天証券、マネックス証券の3社を軸に比較していきます。 いずれの証券会社でも外国株式を特定口座で取引できますので、「源泉徴収あり」を選べば確定申告が不要になり手間がかかりません。

ただし、これらの証券会社の中でも、取扱っている国や銘柄数はさまざまで、それぞれに得意分野や特徴があります。早速見ていきましょう。

米国株式の銘柄数・手数料比較

この表は横にスクロールできます

  SBI証券 楽天証券 マネックス証券
取扱市場
  • NYSE・NYSE Arca
  • NASDAQ
  • NYSE
  • NYSE Arca
  • NASDAQ
  • NYSE
  • NYSE Arca
  • NYSE American
  • NASDAQ
銘柄数合計

5,929

4,638

4,932

個別銘柄

5,270

4,278

4,271

ETF

307

360

353

ADR

352

350

308

取引方法

インターネット

インターネット・電話

インターネット

手数料

約定代金の0.495%
最低手数料:0米ドル
上限手数料:22米ドル

SBI証券と同じ

SBI証券と同じ

人気の米国株式では、SBI証券で大幅な銘柄追加があり約5,900と最も多くなっています。以前はマネックス証券が最多でしたが、SBI証券に大きく差をつけられている状況です。
取引手数料は、3社ともに同じで差はありません。約定代金の0.495%ですので、1,000ドル購入した場合で4.95米ドル(税込)となります。

米国株式について詳しくは、こちらの記事をご覧ください。

中国株式の銘柄数・手数料比較

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  SBI証券 楽天証券 マネックス証券 内藤証券
取扱市場
  • 香港証券取引所 メインボード・GEM
  • 香港証券取引所
  • 上海証券取引所 A株
  • 香港証券取引所 メインボード・GEM
  • 香港証券取引所 メインボード・GEM
  • 香港上場 ETF・REIT
  • 上海証券取引所 A株/B株
  • 深セン証券取引所 A株/B株
銘柄数合計

1,319以上

1,394以上

2,000以上

4,500以上

銘柄数内訳
  • 個別銘柄:1,300以上
  • ETF:13
  • 香港:1,138(うち香港ETF:22)
  • 上海:256
  • 個別銘柄:2,000以上
  • ETF:28
  • 香港:2,603
  • 香港ETF・REIT:17
  • 上海 A株:1,005
  • 上海 B株:45
  • 深セン A株:969
  • 深セン B株:43
取引方法

インターネット

インターネット・電話

インターネット

インターネット・電話・対面

手数料(税込)

約定代金の0.286%
最低手数料:51.7香港ドル
上限手数料:517香港ドル

<インターネット>
約定代金(円換算)の0.275%
最低手数料:550円

※約定代金20万円まで

上限手数料:5,500円

※約定代金200万円以上


<電話>
インターネット手数料に2,200円追加

約定代金(香港ドル)の0.275%
最低手数料:49.5香港ドル
上限手数料:495香港ドル

<インターネット>
100万円以下の場合、約定代金の0.44%
(買付のみ最低550円)

中国株式では、中国株式のオンライントレードが可能な内藤証券も含めて比較していますが、 中国株式は内藤証券の得意分野で、取扱銘柄数が他を圧倒しています。
取引手数料では、楽天証券、マネックス証券が約定代金の0.275%、内藤証券は約定代金の0.44%。最低手数料は、為替レートによりますが、マネックス証券の49.5香港ドルより、楽天証券、内藤証券の550円の方が安い場合もあります(手数料はいずれも税込)。

その他各国の銘柄数比較

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  SBI証券 楽天証券 マネックス証券
シンガポール/シンガポール証券取引所(SGX)

46
(個別銘柄:39、ETF:7)

52
(個別銘柄:36、ETF:16)

なし

インドネシア/インドネシア証券取引所(IDX)

74

※すべて個別銘柄

72

※すべて個別銘柄

なし

タイ/タイ証券取引所(SET)

77

※すべて個別銘柄

75

※すべて個別銘柄

なし

マレーシア/マレーシア証券取引所

43

※すべて個別銘柄

44

※すべて個別銘柄

なし

ベトナム/ホーチミン証券取引所、ハノイ証券取引所

295

※すべて個別銘柄

なし

なし

ロシア/モスクワ証券取引所(MICEX)

28

※すべて個別銘柄

なし

なし

韓国/韓国取引所(KRX)上場のKOSPI・KOSDAQ市場

71
(個別銘柄:69、ETF:2)

なし

なし

シンガポール、インドネシア、タイ、マレーシアの4ヶ国は、SBI証券、楽天証券で取り扱いがあります。取引手数料は同じです。
また、ベトナム、ロシア、韓国はSBI証券のみの取り扱いとなっています。

外国株式に関する情報をチェックしよう

ネット証券各社のWebサイトでは、外国株式や経済情勢に関する情報を無料で閲覧できます。
口座を持っていなくても閲覧できるものもありますので、チェックしてみましょう。

外国株式全般

米国株式

中国株式

各社レポート一覧ページ

まとめ

米国株式や取扱国の多さならSBI証券、中国株式なら内藤証券に、それぞれ強みがあります。
あなたにとって魅力的な証券会社はどこか、検討してみてください。

外国株式におすすめのネット証券

ネット証券で外国株式を取引するなら、SBI証券がおすすめです。各種投資情報も充実していますよ。

米国株式についてはこちらの情報も参考にしてください

各社外国株式ページへのリンク

2022年8月18日現在の各サイトの情報をもとにまとめています。最新の情報は各サイトでご確認ください。

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