単元未満株取引の比較

「単元未満株取引」のネット証券比較 メリット・デメリットも解説

UPDATE
2018.12.26

「単元未満株取引」は、簡単に言うと少額から株式取引ができるサービスです。
通常の株式取引では、銘柄ごとに最低売買単位(単元)が決まっていて、例えば100株単位の銘柄であれば、100株、200株…といった単位でないと購入できません。しかし、単元未満株取引なら、売買単位に関係なく1株ずつ取引できます。詳しくご紹介しましょう。

単元未満株のメリット

まずは、単元未満株取引のメリットを見ていきます。
少額で購入できることによるメリットに加えて、通常の株式投資と同様に配当金などを受けることができます。

メリット1

欲しい銘柄が高額でも、1株から買うことができる

メリット2

少額ずつ多くの銘柄を持つことでリスク分散ができる

メリット3

持っている株数に応じた配当金が受け取れる

メリット4

単元まで買い増していけば、株主優待を受けることもできる

メリット5

NISA口座の非課税枠の対象になる

単元未満株のデメリット

次に、デメリットを見てみましょう。
通常の株式取引より手数料が割高で、取引時間に制限がある点に注意が必要です。

デメリット1

通常の株式取引よりも手数料がやや割高(NISA口座でも手数料優遇なし)

デメリット2

取引時間に制限があり、1日2回(または1回)の成行注文のみ

デメリット3

持っている株数が足りないと株主優待を受けられない(議決権もない)

取引時間については、例えばマネックス証券(ワン株)では、当日午前11:30までに発注した取引が午後(後場)の始値で約定するといったかたちで、指値注文はできません。

単元未満株取引ができるネット証券比較

単元未満株取引は、ネット証券数社で取り扱いがあり、SBI証券はS株、マネックス証券はワン株、カブドットコム証券はプチ株といった名称がついています。
取引手数料など、3社の特徴を比較してみましょう。

単元未満株取引の各社サービス一覧

この表は横にスクロールできます

証券会社 SBI証券 マネックス証券 カブドットコム証券
サービス名

S株

ワン株

プチ株

取引手数料(税別)

約定代金の0.5%
最低手数料 50円

約定金額の0.5%
最低手数料 48円

約定金額の0.5%
最低手数料 48円

取扱銘柄

以下の市場に上場の銘柄

  • 東証(1部・2部・マザーズ・JASDAQ)
  • 名証(1部・2部・セントレックス)
  • 福証(Q-Board含む)
  • 札証(アンビシャス含む)

※名証、福証、札証は売却のみ

SBI証券と同じ

※福証、札証は売却のみ

SBI証券と同じ

※福証、札証は売却のみ

約定回数

1日2回

1日1回

1日2回

注文受付時間および約定価格
  • 0:00~10:30に発注…当日後場始値
  • 10:30~21:30に発注…翌営業日前場始値
  • 21:30~24:00に発注…翌営業日後場始値
  • 休日に発注…翌営業日後場始値
  • 00:00~11:30に発注…当日後場始値
  • 17:00~24:00に発注…翌営業日後場始値
  • 休日に発注…翌営業日後場始値
  • 00:01~10:00に発注…当日後場始値
  • 10:01~23:00に発注…翌営業日前場始値
  • 23:01~24:00に発注…翌営業日後場始値
  • 休日に発注…翌営業日後場始値

3社のサービス内容にはそれほど大きな違いはありません。取引手数料は横並びです。
また、約定回数は、マネックス証券のワン株のみ1日1回、その他2社は1日2回となっています。

なお、カブドットコム証券のプチ株は毎月積み立てることもでき、積立の場合、手数料が割引になるサービスもあります。詳しくは下記の記事をご覧ください。

単元未満株のはじめかたは?

単元未満株取引をはじめるために、特別何かする必要はありません。通常の株式取引画面で、単元未満株取引のメニューをクリックすれば取引ができます。

類似のサービスもいろいろ

少額取引のニーズの高まりから、単元未満株取引に類似したさまざまなサービスがあります。代表的なサービスを3つご紹介します。

ミニ株、ミニ投資

証券会社には「ミニ株」「ミニ投資」と呼ばれるサービスがあり、単元未満株取引と同様に少額から株式の取引ができますが、主に次のような違いがあります。単元未満株の方がメリットは大きいと言えます。

  • 基本的に単元の1/10で取引(単元が100株の場合では10株)
  • 株式の名義人が証券会社になるため、配当金や株主優待が受けられない
  • 取引できるのは証券会社の指定銘柄のみ

One Tap BUY(ワンタップバイ)

「One Tap BUY(ワンタップバイ)」は、株数単位ではなく金額単位での取引ができ、1,000円から投資できるサービスです。取扱銘柄数がかなり絞られている点も大きな特徴です。
One Tap BUYが社名であり、サービス名でもあります。

テーマ買いできるサービス

「Folio(フォリオ)」やSBI証券の「テーマキラー」という、株式をテーマごとにまとめ買いできるサービスがあります。
1つのテーマを選ぶと、約10万円から各テーマに関連する10社ほどの企業に分散して投資することができます。

F.

単元未満株取引なら少額から株式投資できますので、投資初心者の方でも気軽に始められます。少額であっても有名企業の株主の気分を味わうことができますよ。
株デビューの入り口として、単元未満株を検討してみてはいかがでしょうか。

各社単元未満株取引サービスへのリンク

最新の情報は各社のWebサイトでご覧ください

Share on

facebook Twitter HatenaBookmark