NISAの手数料比較

NISA(ニーサ)の手数料比較 どこがおトク?

UPDATE
2018.12.20

これまで資産運用に興味がなかった人の間でも認知が高まっているNISA(ニーサ)。NISAは証券会社や銀行で始めることができますが、どこかひとつの金融機関を選ばなければなりません。金融機関によってどんな違いがあるのでしょうか。
NISA口座での国内株式手数料、投資信託の取扱本数などをネット証券で比較しました。

そもそもNISA(ニーサ)とは?

取引手数料を比較する前に、NISAの基本をおさらいしておきます。
NISAは、正式には「少額投資非課税制度」という制度です。簡単に言えば、投資で得た利益に税金がかからないおトクな制度です。
証券会社や銀行などにNISA用の口座を作り、その口座で株式や投資信託の売買を行うことで、税金面での優遇を受けることができます。

もう少しだけ詳しく説明すると、投資(株式や投資信託などの売買)で得た利益や配当金などには通常約20%の税金がかかりますが、NISA口座で取引した場合にはその税金がかかりません。投資の利益をすべてそのまま受け取ることができるという点で、NISAがおトクと言われています。

NISAには、1年あたりの投資金額の枠(非課税投資枠)や、期間(非課税期間)が決まっていて、年間120万円までを5年間、非課税で運用できるというルールになっています。
また、つみたてNISAという制度が新たに2018年から始まりました。こちらは「取引できるのは投資信託のみ」、「非課税期間が長い」といった特徴がありますが、今回はつみたてNISA ではなく、NISA口座の取引手数料について比較していきます。

NISA用の口座で取引できる商品や手数料に違いはあるの?

NISA(つみたてNISA除く)では、主に国内株式、海外株式(海外ETF含む)、投資信託の取引ができます。
投資信託は銀行でも取引できますが、国内株式、海外株式の取引ができるのは証券会社だけになります。
ネット証券各社の商品別に取引手数料を比較してみましょう。

国内株式

NISA口座での国内株式売買手数料比較

この表は横にスクロールできます

現物取引 国内ETF 国内REIT 単元未満株 NISAでの国内株式手数料
SBI証券

売買手数料0円

※単元未満株(S株)は対象外

楽天証券

取扱なし

売買手数料0円

※単元未満株の取扱なし

松井証券

売買手数料0円

※単元未満株も対象

マネックス証券

売買手数料0円

※単元未満株(ワン株)は対象外

カブドットコム証券

買付手数料0円

※単元未満株(プチ株)は対象外

GMOクリック証券

※コールセンターのみ

売買手数料0円

※単元未満株の買付は対象・売却は対象外

岡三オンライン証券

通常手数料と同じ

ライブスター証券

取扱なし

通常手数料と同じ

むさし証券

×

通常手数料と同じ

DMM.com証券

×

売買手数料0円

※単元未満株は対象外

立花証券

×

通常手数料と同じ

SMBC日興証券

NISAでの取引可否不明

通常手数料と同じ

※株式取引(信用取引)、ETFS、先物オプション取引、FX(外国為替証拠金取引)、債券、貴金属、eワラントは制度上、NISAの対象外。

国内株式取引は、通常は売買時に手数料がかかります。
しかし、NISA口座での国内株式取引は、売買手数料が無料の証券会社も多くあります。

なお、NISA口座で取引できる期間や金額には限りがあるので、通常の手数料もチェックしておくのがよいでしょう。
通常の国内株式手数料については、以下のページをご覧ください。

海外株式(外国株式・海外ETF)

NISA口座での海外株式売買手数料比較

この表は横にスクロールできます

取扱外国株式 NISAでの外国株式手数料 NISAでの海外ETF手数料
SBI証券

米国、香港、韓国、ロシア、ベトナム、インドネシア、シンガポール、タイ、マレーシア、海外ETF

NISA口座での優遇なし

買付手数料 0円
(米国・中国・韓国)

楽天証券

米国、中国、アセアン、海外ETF

NISA口座での優遇なし

買付手数料 全額キャッシュバック
(米国、中国、シンガポール)

マネックス証券

米国、中国、海外ETF

買付手数料 全額キャッシュバック

DMM.com証券

NISA口座での取扱なし

海外株式は、そもそも取り扱いのない証券会社も多いですが、NISA口座で取引できるのは、ネット証券の中ではSBI証券、楽天証券、マネックス証券の3社です。

手数料については国内株式と同じで、通常は売買手数料がかかります。
NISA口座なら、海外ETFは、SBI証券、楽天証券、マネックス証券ともに買付手数料無料(キャッシュバック含む)、外国株式ではマネックス証券だけですが買付手数料がキャッシュバックされます。

海外株式の取引に興味がある方は、以下のページもご覧ください。

投資信託

NISA口座での投資信託比較

  NISAでの投資信託 取扱本数 NISAでの投資信託 購入時手数料
SBI証券

2,500本以上
うち購入時手数料無料 1,200本以上

通常手数料と同じ

楽天証券

2,500本以上
うち購入時手数料無料 1,200本以上

通常手数料と同じ

松井証券

不明

通常手数料と同じ

※取扱投資信託は、すべて購入時手数料0円

マネックス証券

1,100本以上
うち購入時手数料無料 700本以上

通常手数料と同じ

カブドットコム証券

不明

通常手数料と同じ

GMOクリック証券

不明

通常手数料と同じ

岡三オンライン証券

不明

通常手数料と同じ

※取扱投資信託は、すべて購入時手数料キャッシュバック

ライブスター証券

1本のみ(ひふみプラス)

通常手数料と同じ

むさし証券

不明

通常手数料と同じ

DMM.com証券

NISA口座での取扱なし

立花証券

不明

通常手数料と同じ

SMBC日興証券

900本以上
うち購入時手数料無料 470本以上

※ダイレクトコースの場合

通常手数料と同じ

NISAでの投資信託の購入時手数料は、もともと無料である商品(ノーロード)が多いためか、国内株式や外国株式のような、手数料優遇やキャッシュバックを行っている証券会社はほとんどありません。

SBI証券や楽天証券ではNISAで購入できる投資信託が2,500本以上、そのうち半数近くが購入時手数料無料の投資信託です。
投資信託の取扱本数は、証券会社によって大きく異なります。取扱本数の多いSBI証券や楽天証券であれば、ブログや書籍などで気になる投資信託を見つけたときに、扱っている確率が高くなります。

F.

NISA口座は、一人につき、ひとつの金融機関でしか作ることができません。
NISA口座で何に投資するかが決まっている方は、その商品を軸として金融機関をチェックしましょう。
投資する商品が決まっていない方は、NISA口座での取扱商品や優遇が多い金融機関を選んでおくのが安心です。

各社NISAページへのリンク

最新の情報は各社のWebサイトでご覧ください

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