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03「普通預金金利が0.1%」になるネット銀行 定期預金よりおトク

UPDATE 2018.12.20

はじめに
現在、銀行の普通預金の金利は限りなくゼロに近く、銀行に普通にお金を預けているだけだとほとんど増えません。そんな状況の中、特定の条件をクリアすれば、普通預金に定期預金並みの優遇金利が適用される銀行があります。
現金として持っておきたいお金にも働いてもらえるわけですから、これはおトクなサービスです。ご紹介しましょう。

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特定のサービス利用で普通預金金利年0.1%以上が可能に

これからご紹介する3つの銀行では、特定のサービス利用により、高い優遇金利が適用されます。
いずれも、円普通預金の口座に適用されますので、いつでも引き出すことができる点で安心です。

GMOあおぞらネット銀行では証券コネクト口座開設で高金利

GMOあおぞらネット銀行では、GMOクリック証券との口座連携サービスである「証券コネクト口座」を開設すると、証券コネクト口座での金利が年0.11%(税引前)になります。これは、GMOあおぞらネット銀行の普通預金金利(0.001%)の100倍以上にあたります。証券コネクト口座は円普通預金口座のひとつで、円普通預金からの振替で手軽にお金の移動できます。

証券コネクト口座を開設するためには、GMOクリック証券の同名義の口座が必要です。GMOあおぞらネット銀行の口座開設時に同時に申し込むこともできます。口座開設については特にかかるコストはありません。
また、証券コネクト口座は、GMOあおぞらネット銀行とGMOクリック証券の口座をつなげることで資金の移動をラクにできるサービスですが、必ずしもGMOクリック証券で投資をする必要はありません。

楽天銀行では口座連携サービス申し込みで高金利

楽天銀行では、楽天証券との口座連携サービスである「マネーブリッジ」に申し込むと、普通預金金利が年0.10%(税引前)になります。こちらも特にコストはかかりません。

マネーブリッジは先ほど説明した証券コネクト口座と同様のサービスで、楽天銀行と楽天証券間の資金移動をスムーズにできます。こちらも、必ずしも楽天証券で投資をする必要はありません。
マネーブリッジに申し込むには、楽天証券の口座開設が必要になりますが、楽天銀行の口座開設と同時に申し込むこともできます。

イオン銀行では会員ステージに応じて高金利

イオン銀行では、会員ステージに応じて普通預金金利が年0.05%~0.12%(税引前)となります。
お近くにイオンやミニストップなど、イオングループの店舗がある場合は、ATMの利用もしやすく便利です。

会員ステージは、取引などで貯まるイオン銀行スコアによって決まるランクで、4つに分類されています。
普通預金金利が年0.10%(税引前)になるシルバーステージになるには、50点以上のイオン銀行スコアが必要です。50点貯めるには、例えば、インターネットバンキングの登録(30点)、年会費無料のイオンデビットカードの契約(10点)、イオンデビットカードの利用(10点~)でOKですので、それほど難易度は高くありません。

ただし、最大金利である年0.12%のプラチナステージには、150点以上のイオン銀行スコアが必要となり、かなり難易度が高くなります。上記のシルバーステージに加えて、例えば、給与の受け取り(30点)、NISA口座の開設(30点)やiDeCo掛金の口座振替(30点)、WAONオートチャージ(10点)などの利用が必要ですが、実現するのはなかなか難しいものがあります。

まとめ

年0.10%(税引前)の金利は、税引後年0.079%。100万円預けると年間790円の利息がつく計算になります。円普通預金の利息が100万円で7円ということを考えると、かなり多くの利息がもらえます。また、定期預金と違い、いつでも自由に引き出すことができるのもポイントですね。

優遇金利の恩恵を受けよう

楽天銀行、GMOあおぞらネット銀行なら、銀行と系列のネット証券の口座開設だけで優遇金利が受けられます。投資をする予定があるなら、楽天銀行+楽天証券がおすすめですよ。

口座連携サービスについてはこちらの情報も参考にしてください

2018年12月20日現在の各サイトの情報をもとにまとめています。最新の情報は各サイトでご確認ください。

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