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「三井住友カード ビジネスオーナーズ」アマゾンで最大1.5%の還元も!副業者、個人事業主、中小企業オーナーを力強くサポートするカード

  • 執筆

    Fin/d編集部

更新日:2024.12.24

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はじめに

ここ数年、法人カードの発行枚数が急増しています。中でも目立つのが副業者、個人事業主、中小企業オーナーを対象としたカードです。こうしたスモールビジネスのニーズに応えるために誕生したのが「三井住友カード ビジネスオーナーズ」。ビジネスカードと思えないぐらいお得が詰まっています!

三井住友カード ビジネスオーナーズの概要

まず、クレジットカードの概要を押さえておきましょう。

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発行元三井住友カード ビジネスオーナーズ
年会費無料
国際ブランドVisa、Mastercard®
ポイント還元率0.5%~1.5%
追加カード18枚まで年会費無料

【こんな人におすすめ】個人事業主・中小企業オーナー

「三井住友カード ビジネスオーナーズ」は、次のような方におすすめです。

  • 個人事業主・中小企業オーナー
  • ビジネス用のカードを考えている人
  • アマゾン利用者

【ここに注目チェックすべきポイント

では、ビジネスカード選びで注意したい点を重ね合わせながら、三井住友カード ビジネスオーナーズの特長をみていきたいと思います。

特長1  維持コスト

維持コストは0円

年会費は永年無料です。このカードは18枚まで、従業員(役職員)が持てるパートナーカードを発行できますが、こちらもすべて無料です。
また、ETCカードについても、三井住友カード ビジネスオーナーズ1枚につき1枚発行できますが、こちらの年会費も無料です。ただし、前年度に一度もETCカードの利用がない場合に限り、550円の年会費がかかります。

ETCカードがあれば有料道路の割引もあるし、経費清算も簡素化できそうですね。

特長2ポイントの貯まり方、使い方

アマゾン利用で最大1.5%!

カードを利用すると通常、200円ごとに1ポイントのVポイントが付与されます。
これだけでは普通ですが、三井住友カード ビジネスオーナーズの本会員が、対象となる三井住友カード(※)を2枚持ちすれば、「Amazon.co.jp利用」、「ETC利用」、「ANA / JAL航空券の購入」で200円ごとに3ポイント、つまり1.5%の還元率が獲得できます。

対象となるカードを持っていないという人は、年会費のかからない三井住友カード(NL)を検討してみてはいかがでしょう。ビジネスオーナーズと同時申し込みができるため、機を逃すことなく1.5%還元が受けられるようになります。
※対象となるカードは「三井住友銀行キャッシュカード一体型カード」「三井住友カード VISA / Mastercard(NL / CL)」「三井住友カード ゴールド VISA / Mastercard(NL)「三井住友カード プラチナプリファード」他多数

「三井住友カード ビジネスオーナーズ(本会員)」+三井住友カード(本会員)
2枚持ちのポイント還元率

この表は横にスクロールできます

Visaの加盟店200円=1ポイント
Amazon.co.jpの利用分200円=3ポイント
ETC利用分200円=3ポイント西日本高速道路/東日本高速道路/中日本高速道路/本州四国連絡高速道路/首都高速道路/阪神高速道路
ANA  / JAL
直接購入分の航空券
200円=3ポイント各航空会社のウェブサイトまたは国内カウンターでの購入など

2枚持ちで利用限度額は最高500万円

通常、三井住友カード発行のカードを2種類持っていても、合算利用枠はどちらか高い方の金額になります。

<一例>
三井住友カード(利用枠100万円)+ANAカード(利用枠50万円)⇒合算利用枠100万円

ですが、「三井住友カード ビジネスオーナーズ」と「三井住友カード」の2枚持ちなら、合算利用枠が最高500万円(所定の審査あり)まで引き上がります。これなら、ゆとりをもってカード利用できるのでポイントもダイナミックにたまるでしょう。

たまったポイントは個人利用できる

法人カードでたまったポイントは、一体誰のものになるのでしょう。
答えは契約者のものです。契約者が法人であれば法人、個人であれば個人になります。

三井住友カード ビジネスオーナーズの場合、契約者は個人事業主や法人代表者など“個人”になるため、たまったポイントも個人が利用できます。よって、三井住友カードの個人カードとポイントを合算したり、マイルへ移行したりすることも可能です。
たまったポイントは1ポイント=1円として、「VポイントPayアプリ」にチャージして実店舗(Visaのタッチ決済またはiD対応加盟店)やネットショッピングで利用できるほか、カードの支払い金額にも充当できます。

VポイントをAmazonギフト券に使うときは、VポイントPayの残高からAmazonギフト券に交換するのがおすすめ。VpassでVポイントをAmazonギフト券にチャージすると1ポイント=0.8円と価値が目減りしてしまいます。

特長3付帯特典・サービス

付帯保険は選べる

海外旅行傷害保険を付帯しています。事前に旅費などをカード決済すれば、最高2,000万円までの補償が受けられます。
ただ、どのクレジットカードも付帯保険と言えば、定番は海外旅行傷害保険。「またか」と感じる人も多いと思います。

三井住友カード ビジネスオーナーズなら、「スマホ安心プラン(動産総合保険)」「弁護士安心プラン(弁護士保険)」「日常生活安心プラン(個人賠償責任保険)」などへの変更も可能です。より現実に即した保険が使えます。

請求書支払い代行サービス

三井住友カード ビジネスオーナーズには、「請求書支払い代行サービス」というサービスがあります。
これはクレジットカードで請求額を払いたい事業者(A社)とクレジットカードで払われたくない事業者(B社)の間に(三井住友カード)が入って立替払いを行い、双方の要求を満たすというもの。
B社は期日までに請求額が入金される一方、A社はカード利用で実際の支払いを遅らせることができるメリットがあります。

A社からB社への請求書払い

【A社】カード決済→【三井住友カード】立替払い(B社へ振込代行)→【B社】入金

支払う側(A社)は利用額の3%(1万円未満は一律300円)の手数料がかかりますが、予期せず多額な支払いが発生したときも、実質的な支払いは最大40日後に延長できるのでキャッシュフローにゆとりが生まれ、安定的経営が実現できます。

福利厚生にベネフィット・ワン

このほか、従業員への福利厚生として、ベネフィット・ワンの福利厚生代行サービスが利用できます。1名での利用も可能なので従業員がいなくても大丈夫。個人事業主や副業者の方もサービスが受けられます。

審査基準】個人の与信がベース?

本会員として申し込めるのは満18歳以上(高校生は除く)の会社経営者、個人事業主、副業者。スタートアップやベンチャーもOKです。
審査内容は明らかにされていませんが、三井住友カード ビジネスオーナーズの場合、登記簿謄本や決算書の提出は求められないので、会社ではなく個人の与信をベースに審査されると考えられます。その際、申込者となる個人が、今まで借りたお金を遅延なく期日までに返済し、信用情報にキズがついていないことが大前提となるでしょう。

【発行までどれぐらいかかる?】発行まで最短3営業日

インターネット上で必要事項を入力し、支払い口座を設定します。利用できる口座は申込者本人の法人名義口座 または 個人名義口座(屋号付含む)です。申込手続き完了後、審査に通過すればカードが発行されます。発行までは最短3営業日です。

繰り返しになりますが、カードの申し込みに登記簿謄本や決算書は不要です。必要なのは本人名義の金融機関のキャッシュカードや通帳、(あれば)運転免許証または運転経歴証明書などです。
個人事業主の方がキャッシングを希望する場合には、これに加え年収証明書が必要になります。

【カードラインアップ】ゴールドカードにランクアップのチャンス

年間100万円以上利用すると、三井住友カード ビジネスオーナーズ ゴールド(通常5,500円)に年会費無料で切り替えられるインビテーション(案内メール)が届きます。
ゴールドカードにアップグレードされると、年間100万円利用で10,000ポイントプレゼント、国内空港ラウンジ利用、お買物安心保険付帯など、特典もゴールドカード仕様に変わります。

案内メール経由でビジネスオーナーズ ゴールドに切り替えると、年会費はずっと無料のまま。一度得たステータスをずっとキープできるので安心ですね。

【発行しているのはどんな会社?】三井住友カード

発行会社は、1967年に設立された三井住友カード(旧住友クレジットサービス)。アジアで初めてのVisaカードを手がけ、その後も多種多様なクレジットカードを発行しています。
今回紹介した「三井住友カード ビジネスオーナーズ」は、その中でも法人カードの位置づけ。中小規模の法人代表者・個人事業主を対象とした「三井住友ビジネスカード for Owners」の後継となるカードで、従来の年会費、ポイント還元を見直したコスパのいいカードに生まれ変わっています。

まとめ

個人カードはすでに飽和状態に差し掛かり、次の一手として注目を集めているのが法人カードです。
日本クレジット協会の調べによると、この10年でクレジットカード全体の発行枚数は17%増でしたが、法人カードは82%増と急激に伸びています(2024年3月末時点)。
未だ日本の企業間決済といえば銀行振込が多く使われていますが、今後、法人カードが浸透していくのも時間の問題と言えそうです。

今回紹介した三井住友カード ビジネスオーナーズは年会費もかからず、ポイント還元率もよく、利用限度額も高めのビジネスカードです。ビジネスカードの導入で業務のデジタル化推進が加速する――。そんな一面も期待できるのではないでしょうか。

2024年12月18日時点の情報をもとに記事を作成しています。

Fin/d編集部執筆

20年にわたりネット証券・銀行など金融サービスの改善業務、コンテンツ企画制作を担当してきたメンバー、各種金融事業者での実務経験者、各種資格保有者で構成しています。豊かな人生を送るための基本とも言える金融商品・サービスについて中立的な視点で分かりやすく提供しています。

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