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nanacoポイントをためるなら最大11%還元を実現する無敵の「セブンカード・プラス」!

  • 執筆

    Fin/d編集部

更新日:2024.11.27

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はじめに

「セブンカード・プラス」 は、セブンイレブンなどのセブン&アイグループでポイントが貯まりやすいカードです。
カードの特長や注意点について詳しく解説しましょう。

セブンカード・プラスの概要

まず、クレジットカードの概要を押さえておきましょう。

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発行元セブン・カードサービス
年会費無料
国際ブランドJCB
ポイント加算率
(基本)
0.5%
ポイント加算率
(ポイントアップ対象店舗)
10%
※金融サービスとの連携で11%

【こんな人におすすめ】セブン&アイグループ利用者

「セブンカード・プラス」は、次のような方におすすめです。

  • セブン&アイグループで買い物をする人
  • nanaco利用者

【ここがおすすめ】4つの特長

セブンカード・プラスを利用すると基本還元率は0.5%ですが、自社グループの利用では最大10%まで引き上がります。
さらに注目したいのは、このカードからnanacoにクレジットチャージすると0.5%のポイント加算が得られる点です。これを使えば、還元率0.5%のnanacoも、クレジットチャージの0.5%を加え、還元率1%の高還元率カードへと生まれ変わります。

このようにセブンカード・プラスとnanacoとの相乗効果は抜群です。単なるクレジットカードでなく、nanacoをサポートするサブカードとしてもおすすめの一枚です。

セブンカード・プラスは「nanaco紐付型」と「nanaco一体型」があります。
すでにnanacoを持っている方は、「nanaco紐付型」を選ぶと、手持ちのnanacoを引き続き使うことができます。

では、「セブンカード・プラス」の4つの特長を説明いたします。

特長1  セブン‐イレブンで最大11%還元

2024年11月からセブンカード・プラスの目玉といえる施策が始まりました。条件を満たすとセブン‐イレブンの利用で還元率が最大10%、さらに金融サービスとの連携で還元率は11%になります。

では、セブン‐イレブン利用時に、どのような条件をクリアすればポイントアップするのかみていきましょう。

新規入会者の場合

入会から1年間はセブン‐イレブンの通常利用で還元率8%、さらに7iDへの登録で還元率10%、さらに支払い口座をセブン銀行口座にすると還元率は11%へとアップします。

既存のカード会員の場合

セブン‐イレブンの通常利用で還元率3%、さらに7iDへの登録で還元率10%、さらに支払い口座をセブン銀行口座にすると還元率11%が実現できます。
還元率11%のハードルはやや高く感じられますが、還元率10%なら難なくクリアできるでしょう。

なお、還元率アップの条件にある7iDとは、セブン&アイグループの共通会員ID(セブン&アイグループの会員)のことです。「7iD」と連携(登録)すれば、これ以外にも、セブン&アイグループの店舗や提携店舗での優待が受けられます。

セブン‐イレブンでのクレジット払い時の還元率

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新規入会者既存カード会員
(上記以外)
①セブン‐イレブンで買物8%還元
(入会から1年間)
3%還元
①+②7iDへの登録10%還元
①+②+③セブン銀行に設定11%還元

特長28のつく日は5%OFF、対象商品購入でさらにボーナスポイントも

カードがあれば、セブン&アイグループ各店で会員限定の割引や優待が受けられます。

8日、18日、28日は5%OFF

毎月8のつく日はイトーヨーカドーハッピーデーが行われます。この日にイトーヨーカドーで買物をすると、食料品・衣料品・住まいに関する商品、ほとんどが5%引きになります。
「セブンカード・プラス」「nanacoカード」での支払いが対象です。

対象商品の購入でnanacoボーナスポイントがもらえる

イトーヨーカドーやセブン‐イレブンにある“nanacoボーナスポイント”の対象商品を買うと数十ポイントのボーナスポイントが加算されます。対象商品には、一目で分かるようにポップが設置されています。
「nanacoカード」での支払いが対象です。

特長3nanacoへのクレジットチャージでポイントがたまる

セブンカード・プラスからnanacoへクレジットチャージをすると、200円ごとに1nanacoポイントが付与されます。通常、nanaco払いは還元率0.5%ですが、クレジットチャージ0.5%との二重取りで合計1%にアップします。

以前なら他社発行のカードでもクレジットチャージでポイントが付いたのですが、数年前からほとんど付かなくなりました。「セブンカード・プラス→nanacoへのチャージ」は今や貴重なルートとなりました。

特長47iDアカウントへの登録で通常1.5%を実現

セブンカード・プラスをセブン&アイグループ(セブン‐イレブンを除く)の決済に利用すると、通常の2倍、1%のポイント還元が得られます。
グループ内での利用なのにちょっと物足りなさを感じてしまいますが、7iDへ登録すれば前述の通りセブン‐イレブンでは10%、セブン&アイグループでも1.5%の還元を得ることができます。

セブン&アイグループでの1.5%還元について補足します。
カード会員がイトーヨーカドーで買物をした場合、カード払いで1%のnanacoポイントがもらえますが、7iDへの登録で付与されるのは0.5%のセブンマイルというポイントなんです。

<例>7iD会員に登録済みのカード会員のポイント付与
200円ごとに2nanacoポイント + 200円ごとに1セブンマイル

ただ、1セブンマイルは1nanacoポイントへ等価交換が可能。つまりイトーヨーカドーでは、実質200円ごとに3nanacoポイントを獲得できるというわけです。

【ポイントの使い道】使える店は多い

次は、nanacoポイントの使い方をみていきましょう。
nanacoポイントはANAのマイル、ANA SKYコインへ交換できますが、メインとなるのは電子マネーへの交換です。1ポイント=1円分の電子マネーに交換してnanacoで買物をすることができます。

nanacoは、全国のセブン&アイグループ各店をはじめ、nanacoマークのあるお店で利用できます。ドラッグストア、家電量販店、ドラッグストアなど幅広いカテゴリーで使えるので便利です。

nanacoが使えるお店

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分類主な店舗
セブン&アイグループセブン‐イレブン、イトーヨーカドー、デニーズ、アカチャンホンポ、ロフトほか
グルメ・飲食店コメダ珈琲店、マクドナルド、ミスタードーナツ、吉野家、餃子の王将、ピザハットほか
生活・暮らしビックカメラ、コジマ、エディオン、ヤマダデンキ、オートバックス、エービーシー・マートほか
ドラッグストア・コスメツルハドラッグ、スギ薬局、ココカラファイン、サンドラッグ、Fit Care DEPOTほか
その他エネオス、ラウンドワン、カラオケ館、ヤマト運輸

nanacoポイントを買物に使うためには、電子マネーへの交換が必要です。実店舗に行くならレジカウンターで、スマホを使うならnanacoアプリで交換できます。

ポイント交換方法

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交換場所・ツールポイント交換の流れ
レジカウンター
(セブン‐イレブン、イトーヨーカドー、ヨークマート、西武・そごうなど)
レジ担当者に電子マネーへの交換をお願いする

手持ちのnanacoカードまたはnanacoモバイルアプリを端末にかざす
nanacoアプリアプリ内で電子マネーに交換

Apple Pay、Google Payのnanaco残高に自動的に反映される

【ここに注意】センター預かり分とは?

nanacoポイントの中には、センター預かり分というものがあります。
これはまだポイントがサーバー内に留まっていて、nanacoカードやnanacoモバイルに反映されていない状態にあることを指します。キャンペーンで付与されるポイント、提携先ポイントから交換したnanacoポイント、後日まとめて付与されるタイプのポイントがこういった扱いになります。

こうしたポイントを残高に反映するためには、セブン-イレブンやイトーヨーカドーのレジでお願いするか、または自身でアプリを操作するといった作業が必要になります。中途半端な状態にあるポイントも見過ごさないよう注意しましょう。

【審査】安定した収入のある方 学生も申込可

本会員として申し込めるのは、18歳以上で、本人または配偶者に継続して安定した収入がある方です。18歳以上で学生の方(高校生除く)も申し込み可能です。

セブンカード・プラスには家族カードもあるのですが、家族会員はnanacoとの一体型カードは持てません。また、ためたポイントは本会員分としてまとめられ、ポイント移行もできません。こうした制限がある点に留意しましょう。

【発行までどれぐらいかかる?】最短3営業日にメールが届く

申し込みはWebから行えます。カード利用規約に同意したうえでお客様情報に入力し、支払い口座を設定します。審査に通過すると最短一週間でカードが手元に届きます。
Web上にある入会メッセージボックスで、カードの判定状況を確認することもできます。

【発行しているのはどんな会社?】セブン・カードサービス

セブンカード・プラスを発行しているのは、株式会社セブン・カードサービスです。2002年に営業を開始し、2007年に電子マネー「nanaco」、2013年に「セブンカード・プラス」を発行しています。この時系列を見ると、セブンカード・プラスはnanacoをより便利に使うためのクレジットカードという位置付けにあるのかもしれません。

現在、nanacoの発行枚数は8,216万枚で、セブンカード・プラス(セブンカード含む)は354万枚。nanacoの会員はほぼ飽和状態に達している感じですが、セブンカード・プラスはnanacoの活躍を足掛かりに、まだまだ成長の余地を残していると言えそうです。 
※出所:コーポレートアウトライン 2023年版

まとめ

今回は、nanacoポイントがザクザクたまる「セブンカード・プラス」を紹介いたしました。還元率アップのカギを握るのは、7iDへの登録です。そうすれば、セブン‐イレブンで10%還元、セブン&アイグループで1.5%還元はいとも簡単に実現できそうです。もっとnanacoポイントをためたい人、セブン&アイグループを利用している人は選択肢の一つに加えてみてはいかがでしょう。

2024年11月27日時点の情報をもとに記事を作成しています。

Fin/d編集部執筆

20年にわたりネット証券・銀行など金融サービスの改善業務、コンテンツ企画制作を担当してきたメンバー、各種金融事業者での実務経験者、各種資格保有者で構成しています。豊かな人生を送るための基本とも言える金融商品・サービスについて中立的な視点で分かりやすく提供しています。

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