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「イオンカード(WAON一体型)」インフレ対策の第一歩!?イオンで最大5%還元を狙おう

  • 執筆

    Fin/d編集部

更新日:2024.11.13

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はじめに

イオンカード(WAON一体型)は、イオンフィナンシャルサービスが発行するクレジットカード。年会費無料でイオングループでの買い物でポイントが貯まりやすいカードです。
カードの特長や注意点について詳しく解説しましょう。

イオンカード(WAON一体型)の概要

まず、クレジットカードの概要を押さえておきましょう。

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発行元イオンフィナンシャルサービス
年会費無料
国際ブランドVisa、Mastercard、JCB
ポイント加算率
(基本)
0.5%
ポイント加算率
(ポイントアップ対象店舗)
最大5%

【こんな人におすすめ】イオングループの利用者

「イオンカード(WAON一体型)」は、次のような方におすすめです。

  • イオンを利用する人
  • 食料品、生活用品をお得に買いたい人

【ここがおすすめ】4つの特長

少しでもお得に買い物をしたいなら、イオングループで最大5%の還元があるイオンカード(年会費無料)がおすすめです。WAON一体型にすれば、たった一枚でクレジットカードと電子マネーWAONが両使いできてとても便利です。
どんなときに、どういったお得があるのか今からご紹介します。

特長1  グループ対象店舗ではいつでもポイント2倍!

まずは、常時行っているポイント還元から。
イオンカードをクレジットカードとして使った場合のポイント付与率は200円= 1WAON POINTで、0.5%のポイント還元率になります。しかし、このカードをイオン、イオンモール、ダイエー、マックスバリュといったイオングループの対象店舗で利用するとポイントは2倍になり、還元率が1%に上昇します。 
さらに、次に紹介する特定日に利用すると還元率は一気に上がります。

特長2特定日は5%OFF

どんな日に買い物をすればお得なのでしょう。
まずは、イオングループでの買い物からみていきます。毎月20日・30日にイオン、ビブレ、マックスバリュなどの各店舗でカード払いをすると本体価格の5%OFFになります。また、毎月10日にイオン・イオンスタイル直営(東北除く本州、四国)でカード払いするとポイントが通常の5倍付与され、2.5%の還元が得られます。
さらに、55歳以上の利用者であれば、毎月15日にイオンでカード払いすると5%OFFになります。
イオンのネットショッピングを利用する方もいると思います。こちらは毎月10日・20日・30日がお得な日。ポイントが通常の10倍になるため、5%もの還元が得られます。

最後にイオングループ以外の店舗は毎月10日がポイント2倍の日。この日にカードで買い物をすれば200円で2 WAON POINTが付与され、1%の還元になります。 

以下、表にまとめてみました。特定日にまとめ買いをすると、カードの恩恵を最大限に生かすことができそうですね。

イオンカードでお得になる日

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利用店舗利用日特典キャンペーン名
イオングループ店舗(イオン、イオンモール、ダイエー、マックスバリュなど)常時ポイントアップ
1%P還元
イオングループ対象店舗でいつでもポイント2倍
イオン、ビブレ、マックスバリュ毎月20日・30日割引き
5%OFF
お客さま感謝デー
イオン・イオンスタイル直営
※本州(東北除く)、四国
毎月10日ポイントアップ
2.5%還元
ありが10デー
イオン
※55歳以上対象
毎月15日割引き
5%OFF
G.G感謝デー
イオンショップ
(通販サイト)
毎月10日・20日・30日ポイントアップ
2.5%還元
イオンショップ感謝デー
イオングループ以外の店舗毎月10日ポイントアップ
1%P還元
AEON CARD Wポイントデー

毎月10日の「ありが10デー」に、コード決済「AEON Pay」で支払うと、通常の10倍ポイント(ポイント還元率5%)がもらえます。iAEONまたはイオンウォレットをダウンロードすれば簡単に使えますよ!

特長3毎月20日・30日は映画料金が1,100円

イオンシネマでも優待があります。
イオンカードで映画チケットを購入すると、イオンシネマの映画料金が、同伴者1名含めていつでも300円引きになります。さらに毎月20日・30日の「お客さま感謝デー」には一般通常料金から700円割引の1,100円で鑑賞できます。

特長4年会費無料のゴールドカードへの招待

イオンカードを年間50万円以上利用すると、イオンゴールドカード(年会費無料)がもらえます。通常ゴールドカードの年会費は2,000円から1万円はかかるので、コスパのいいルートと言えるでしょう。 

仮にイオンゴールドカード会員になれば、

  • イオンモール専門店で毎月20日・30日に5%OFF
  • イオンネットスーパーで常時ポイント4倍(2%のポイント還元)
  • 国内主要6空港のラウンジを無料で利用

といった特典を年会費無料で利用できます。

さらに年間利用額が100万円に達すると、イオンモールやショッピングセンターにあるイオンラウンジが利用できるようになります。ここは会員専用の空間で無料のドリンクサービスも提供しています。(事前予約が必要)

【ここに注意】ポイントの種類が複雑

ここまでイオンカードのいい点ばかりを見てきましたが、少し注意点もあります。 
イオンカード(WAON一体型)はクレジット機能と電子マネー機能をかね備えたカードですが、支払い方によっては、もらえるポイントが「WAON POINT」と「電子マネーWAONポイント」の2種類になってしまいます。

メインでもらえるのは「WAON POINT」ですが、電子マネーWAONをイオングループ以外で使うと「WAON ポイント」が付いてしまうのです。(一部例外あり)
実際、この「WAON ポイント」に気づかず、ポイントを失効させてしまうこともあります。ポイントを管理するときはWAON POINTだけでなく、2種類とも確認するように心がけましょう。

利用できる場所とポイントの種類

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決済手段利用できる場所もらえるポイント
クレジット払い国際ブランド加盟店
(Visa,、Mastercard、JCBの加盟店)
イオングループWAON POINT
イオングループ以外
電子マネー払いWAON加盟店
(コンビニ、ドラッグストア、飲食店など)
イオングループ
イオングループ以外電子マネー
WAONポイント

【ポイントの使い方】ポイントの使い道

「WAON POINT」と 「電子マネーWAONポイント」はどちらも1ポイント=1円相当で使うことができます。
「WAON POINT」の使い道としては、WAON POINT加盟店でポイント払いができます。加盟店は現在拡大中でやや少なめです。このほかは、Vポイントへの交換や電子マネーWAONへのチャージも可能です。

一方、「電子マネーWAONポイント」はポイントチャージを行えば、電子マネーWAONとして利用できます。WAON POINT加盟店に比べると、こちらの方が利用できる店舗は多く、イオングループはもとより、コンビニ(セブン‐イレブンを除く)、ドラッグストア、飲食店、家電量販店などで利用できます。

ポイントの使い道

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ポイント種類ポイントを利用できる店舗ポイント交換 ほか
WAON POINTWAON POINT加盟店イオングループ各店舗、ドラッグストアほか・エムアイポイント
・Vポイント
・電子マネーWAONへのチャージ
電子マネーWAONポイントWAONが使える店
※電子マネーWAONへのチャージが必要
イオングループ各店舗、コンビニ、ドラッグストア、飲食店、家電量販店、空港内売店ほか

電子マネーWAONはコンビニやファストフード店で利用できるので便利です。これなら少額ポイントも簡単に使い切れそうですね。

【審査】アルバイト・パート、専業主婦(主夫)、年金受給者も申し込める

イオンカードに申し込めるのは、18歳以上で電話連絡が可能な方です。卒業年の1月1日~3月31日までであれば、高校生でも申し込めます。また、アルバイト、パート勤めの方、専業主夫/婦、年金受給者の方も可能なので申し込みのハードルは低いと言えるでしょう。

審査基準はクレジットカード会社によりますが、クレジットカード会社が重要視するのは、支払い能力があるかないかという点です。過去に支払い遅延や滞納があったり、返済能力がないと判断されたりした場合は、審査に通りづらいと考えるのが妥当でしょう。

【発行までどれぐらいかかる?】最短5分

通常なら、イオンカードの申し込みから審査までは約1~2週間ほどかかりますが、スマホやPCを使えば、最短5分で審査が完了する即時発行サービスが利用できます。

即時発行の場合、審査を通過するとカード専用アプリ「イオンウォレット」でカード番号等が受け取れるため、即時、実店舗、ネットショッピングでの決済が可能になります。お客さま感謝デー(5%OFF)などの特典にも適用されるので、お得を見逃したくない!といった時に使ってみるとよさそうです。

【発行しているのはどんな会社?】イオンフィナンシャルサービス

イオンカードを発行している会社は、イオングループ内で金融事業を行うイオンフィナンシャルサービス株式会社です。

現在、同社が発行するクレジットカードの会員数は国内は3,200万人(2024年8月)。また、国内のクレジットカード取扱高(包括信用購入あっせん)は約7兆800億円(2024年2月)あり、小売業発の金融会社でありながらも着実に成長を遂げているようです。

出所:イオンフィナンシャルサービス決算資料(2024年2月期および2025年2月期第2四半期

まとめ

一般的にクレジットカード利用で5%もの還元があったとしても、条件が厳しすぎてあきらめてしまうことはよくあります。ただ、イオンカードの場合、達成できそうと思えるほどのハードルの低さ。親近感がわいてきそうなカードですね。

2024年11月20日時点の情報をもとに記事を作成しています。

Fin/d編集部執筆

20年にわたりネット証券・銀行など金融サービスの改善業務、コンテンツ企画制作を担当してきたメンバー、各種金融事業者での実務経験者、各種資格保有者で構成しています。豊かな人生を送るための基本とも言える金融商品・サービスについて中立的な視点で分かりやすく提供しています。

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