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投資アプリ「moomoo」の投資情報や機能をご紹介

  • 執筆

    Fin/d編集部

更新日:2024.04.17

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はじめに

投資アプリ「moomoo(ムームー)」ではプロ並みの投資情報が無料で提供されており、日米株式の取引ができます。世界の投資家2,000万人以上に利用されている話題のアプリですが、日本では2022年にリリースされました。
どんな投資情報や機能が提供されているのか、アプリの画面とあわせてご紹介します。

投資アプリ「moomoo」とは

投資アプリ「moomoo(ムームー)」は、Nasdaqの上場企業Futu Holdings Limited(FUTU)のグループ企業であるmoomoo証券株式会社が運営しています。日本では2022年10月にリリースされ、2023年9月からは米国株式、2024年3月からは国内株式の取引もできるようになっています。

moomooでは株式取引手数料の安さもメリットのひとつですが、プロ並みの投資情報や機能が無料で提供されている点が大きな特徴といえます。

「moomoo」の投資情報

ここからは、moomooが提供する投資情報をアプリ画面とともにご紹介します。

マーケット情報・分析

まず、マーケットページから確認できる投資情報をいくつか紹介していきます。

概要タブ<br>
株価指数・株価指数先物などが確認できる。
米国株タブ<br>
ヒートマップ、機関投資家の動向、チャート予測などが確認できる。
その他タブ<br>
初期設定では、米国株以外の各国株式にはここからアクセスできる。

株価指数・株価指数先物

概要タブでは主要マーケットの株価指数・株価指数先物がリアルタイムで更新されています。
指数・指数先物名をタップすれば、チャートや関連するニュースなどシームレスな流れで情報を深堀りしていくことができます。
詳細ページではより多くの指数・先物指数が表示されます。

ヒートマップ

米国株をはじめとする各国株式タブ(香港コネクトを除く)、ETFタブ、暗号資産タブでは、勢いのある業種がわかるヒートマップが提供されています。
投資マネーの大きさはサイズで、直近の値動きは色と濃淡で表され、視覚的にわかりやすいですね。ブロックをタップすれば、より詳細な情報やその業種を構成する銘柄を一覧で確認することも可能です。

さらに、一覧にある銘柄名をタップすれば、その個別銘柄ページに飛ぶことができます。個別銘柄ページについては、このあと詳しく紹介していきます。

機関投資家の動向

日本株、米国株タブのみで提供されている機能です。
米国株タブ「機関投資家の動向」の右上にある「詳細」をタップすると、機関投資家に人気の保有銘柄や各ファンドの保有銘柄・建玉の変動など、より詳しい情報が見られます。米国株であれば、各銘柄ページの分析タブからもアクセス可能です。

チャート予測

各国株式タブ(香港コネクトを除く)で提供されるAIを活用した機能です。
AIがチャートパターンが類似した銘柄を見つけ出し、その過去のトレンドもとに予測が行われます。
「詳細」ページでは銘柄の検索ができ、気になる銘柄の予測を見ることができます。各銘柄のチャート予測ページでは、類似性の高いトップ5の銘柄のチャートや翌日株価が上昇する確率など、より詳細な情報が表示されます。

チャート予測詳細画面<br>
米国株などの「チャート予測」の右上にある「詳細」をタップすると飛べる。
銘柄別のチャート予測画面<br>
詳細画面のグラフをタップすることで遷移できる。

株式個別銘柄の情報・分析

次に、株式個別銘柄ページから確認できる金融情報をいくつか紹介していきます。
個別銘柄ページへは、ここまでに紹介してきたページで銘柄名をタップしたり、直接検索したりして飛ぶことができます。お気に入り登録している銘柄があれば、「お気に入り」タブからも遷移可能です。

チャートタブ<br>
株価チャート・板情報、注文・約定分析、積極売買トレンド、テクニカル指標総合分析、空売りデータなどが確認できる。
分析タブ<br>
アナリスト評価、財務指標、機関投資家の動向などが確認できる。

株価チャート・板情報

どちらもチャートタブで確認できますが、板情報は米国株・中国株A・香港株・香港コネクトのみの提供です。米国株のLV2データは、口座開設をすれば無料で見られます。
米国株のチャート・板情報はリアルタイムで更新され、moomooの特徴の一つとなっています。

注文・約定分析

こちらもチャートタブで確認できます。ここでは、小口から超大口まで、投資家の規模ごとの総取引金額の比率(円グラフ)や売買数量(棒グラフ)が見られます。
この後に紹介する空売り残高と合わせ、流動性分析に便利な機能です。

積極売買トレンド

注文・約定分析の下に表示される積極売買トレンドも、同様に投資家の規模ごとの情報を教えてくれる機能です。ただし、積極売買トレンドでは投資資金の時系列的な変化を教えてくれるものになっています。
日中のトレンドは小口から中口、大口、超大口まで、その他の日次、週次、月次のデータは大口の取引について見ることができます。

テクニカル指標総合分析

チャートタブから確認できます。
この機能にはAIが活用されており、過去一年間の15種類のテクニカル指標からバロメーター形式で対象銘柄の強気・弱気の度合いを判断してくれます。

空売りデータ

米国株と香港株のチャートタブから確認できます。
空売り出来高と空売り残高がグラフ形式で表示され、株価の下落・上昇要因となる市場の予測や空売り・買戻しの動きを知ることができます。注文・約定分析と合わせ、流動性分析に便利な機能です。

アナリスト評価

分析タブから確認できます。
ここでは、アナリストが各銘柄についてどのような評価をしているのか、「強気」「やや強気」「中立」「やや弱気」「弱気」の5段階評価で一目でわかります。
さらに、分析タブ「アナリスト評価」の右上にある「詳細」をタップすると、総合評価や目標株価など、専門家による予測がより詳しく見られます。

財務指標

こちらも分析タブから確認できます。
EPSやROEなど、ファンダメンタルズ分析に必要な財務指標が最大20年分提供されています。

機関投資家の動向

米国株のみで提供されている機能ですが、こちらも分析タブから確認できます。
その銘柄を保有している機関投資家とその数、機関投資家全体の持株比率、保有株数などの現在の情報とこれまでの変化が表示されます。
先ほどご紹介したように、マーケットページからもアクセス可能です。

まとめ

moomooは投資情報の網羅性・速報性にすぐれたサービスですが、情報量の多さゆえに、慣れないうちはどんな情報がどこで確認できるのか戸惑うところもあるかもしれません。
moomooアプリを探索しつつ、自分なりの活用方法を見つけていきましょう。

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moomooはレベルの高い投資情報や機能を無料で利用できる点だけでも利用価値が充分あります。また、口座開設するとより多くの機能が使えます。多くの投資情報を活用したい方は利用を検討してみてください。

2024年4月17日時点の情報をもとに記事を作成しています。

Fin/d編集部執筆

20年にわたりネット証券・銀行など金融サービスの改善業務、コンテンツ企画制作を担当してきたメンバー、各種金融事業者での実務経験者、各種資格保有者で構成しています。豊かな人生を送るための基本とも言える金融商品・サービスについて中立的な視点で分かりやすく提供しています。