UPDATE 2019.12.25
「プレミアム積立」とは、指定した株式や投資信託を、毎月一定額、自動的に買付けるauのカブコム証券のサービスです。
ここでは、株式の積立である「プチ株積立」について、主な特徴を挙げてみましょう。
毎月、指定した金額分の株を自動的に購入できる(単元未満株の購入)
毎月500円から積み立てできる
買付手数料が無料
積立代金は銀行口座からの口座振替も可能
配当金を受け取れる
NISA口座を利用できる
株式と言うと、まとまった資金を投資するイメージがあるかもしれませんが、プレミアム積立は、毎月500円から始められ、銀行口座からの振替も可能ですので、投資初心者の方にも始めやすいサービスです。
毎月積み立てる形式ですので、銘柄と金額さえ決めてしまえば、買うタイミングを迷うことがないという点も、メリットと言えます。
また、NISA口座を利用できますので、運用益が出ても、通常約20%の税金がかかりません。
ここで、「単元未満株」について簡単にご説明します。
通常の株式取引では、銘柄ごとに100株などの最低売買単位(単元)が決まっています。そのため、株式を購入するには数十万円~数百万円といったまとまった資金が必要な場合も珍しくありません。
それに対して単元未満株は、最低売買単位に関わらず1株から購入でき、少額からの取引が可能である点が大きな特徴。通常は多額の資金が必要な銘柄も購入することができるのです。しかも、ほぼすべての銘柄を売買することができます。
また、株式が本人名義になるという点もポイントで、積み立てた単元未満株が単元株以上になると、株主優待を受けることもできます。
この単元未満株を、では「プチ株」と呼んでいます。
単元未満株について、詳しくはこちらの記事をご覧ください。
単元未満株と類似したサービス(少額から株式が取引できる)に、「ミニ株」「るいとう」があります。
「ミニ株」は、単元未満株の購入ではあるのですが、証券会社の指定銘柄のみで、売買単位は最低売買単位の10分の1単位、株式の名義が証券会社であるなど、単元未満株よりも制限が多くなっています。
「るいとう」は、毎月定額(1万円以上)で株式を積み立てるサービスで、単元未満株と同様に金額単位で株式が購入できます。ただし、売買できるのは証券会社指定の銘柄のみで、株式の名義は証券会社になります。取扱証券会社は、原則として大手証券会社の支店取引のみでネット取引ができず、手数料が割高です。
売買タイミングが決められない
プレミアム積立(プチ株積立)は、毎月1回の積立サービスになります。積立日は自由に設定ができますが、“今日安い”からといって、その日に購入することはできません。
株価を見極めて取引したい方は、積立ではないスポットの株式取引がいいでしょう。
少額の積立投資と言えば投資信託のイメージが強いかもしれませんが、プレミアム積立(プチ株積立)なら、株式を少額から積み立て投資することができます。おトクなNISA口座も利用できますので、ひとつの選択肢として考えてみてもよいでしょう。
2019年12月25日現在の各サイトの情報をもとにまとめています。最新の情報は各サイトでご確認ください。